はじめに
私は本業が弁護士の兼業投資家です。個別株は主に優待銘柄を中心に投資しており、人気のある優待銘柄はだいたい取得して優待をもらった経験があります。
今回は、2019年、株主優待の優待券で食べつくした私のグルメランキングを発表します。美味しさに加えて優待品の量、銘柄の配当利回り、必要投資金額から判断しました。
1位:セイヒョー(2872)
権利確定月:8月
新潟県内に本社を置くアイスクリームや氷菓の製造販売会社。新潟のご当地アイス「もも太郎」が有名です。この会社の優待は100株(約34万円)で3,000円相当の自社製品詰合せセットがもらえます。
2019年はアイスバー30本セットでした。キウイ・マンゴー・ピーチ味が各10本入っています。3種類ともフルーツの旨味がぎっしり詰まった濃い味★
堂々の第1位にランクインです。
注意点としては、この優待が届く前には冷凍庫のスペースを空けておく必要があります。
あとは、届くのが涼しくなってきた10月以降なのでもう少し早く送ってもらいたいのが本音です(笑)。
2位:タカノ(7885)
権利確定月:9月
長野県に本社を置くばねの製造メーカーです。この会社の優待品は100株(約8万円)で1,000円相当の自社製品がもらえる少額投資の銘柄です。
2019年の優待品は、高嶺ルビー(赤そば)はちみつを使用したラスクセット。プレーン味とチョコ味の2種類が楽しめてとても美味しかったです。
都内では売っていないため、貴重でおいしいお菓子がもらえるおススメ銘柄です。
ちなみに1,000株以上だと信州りんごやワイン・ウイスキーのセットなど6点の中から1点選ぶこともできます。
3位:コメダホールディングス(3543)
権利確定月:2月&8月
名古屋発祥で全国展開となったコメダ珈琲店、シロノワールで有名です。
この会社の優待は100株(約20万円)で1,000円相当の自社電子マネー(KOMECA)がもらえます。私はシロノワールを食べてきました。いつ食べても安定の美味しさでお代わりしたくなるスイーツですよね。
ちなみに株価チャートはボックス圏内を行ったり来たりしている動きなので底値を狙って取得するとよいかもしれませんね。
4位:フルッタフルッタ(2586)
権利確定月:3月&9月
アサイーをはじめとしたアマゾンフルーツの販売を行っている会社です。
この会社の優待は100株(約3万5,000円)で3,000円相当の自社製品詰合せがもらえます。
2019年はアサイードリンク(プレーン味、バナナ味)、すいかドリンク等でした。私は今までアサイードリンクを飲んだことがなかったのですが、それほど甘くなくゴクゴク飲めてお腹の調子もよくなるので気に入っています。
ちなみにこの会社は継続企業注記銘柄に指定されていますが、最近も投資ファンドに第三者割当増資(新株予約権の発行)を行うなどして資金調達していてがんばっています。まだ上場廃止猶予期間内ですので自己責任で投資しましょう。
5位:ジャパンミート(3539)
権利確定月:7月
肉のハナマサで有名な精肉小売りの会社です。この会社の優待は100株(約20万円)で2,000円相当の自社製品がもらえます。
2019年は冷凍鶏ムネ肉塊2キロでした。
噂には聞いていましたが、2キロの肉塊はとても巨大で冷凍庫に入れるのも大変でした。難点は2キロが一塊で届くので料理するときは一度に2キロを解凍して直ちに料理しなければならないことです(笑)。
私は解凍して鶏肉鍋にしたりフライパンで炒めたりして2~3日かけてなんとか食べきりました(笑)。
6位:KDDI(9433)
権利確定月:3月
言わずと知れたauのKDDI、大型株ですね。
この会社の優待は100株(約32万円)で3,000円相当、1,000株で5,000円相当のカタログギフトがもらえます(長期優遇制度あり)。
2019年、私は100株保有で3,000円相当のカタログギフトの中からドレッシングセットをセレクトしました。らっきょうテイストのドレッシングで毎朝レタスのサラダにかけて美味しくいただき、あっという間に使い切ってしまいました。
来年もこのドレッシングをセレクトする予定です。
KDDIは配当利回りも高く大型株なので安心して取得できる株だと思います。ちなみにKDDIの2019年株価は順調に右肩上がりでした。
7位:JALUX(2729)
権利確定月:3月&9月
JAL系の商社で空港内売店の運営などを行っている会社です。
この会社の優待は100株(約25万円)で2,000円商品券、500株で4,000円商品券などです。
この商品券はJALの通販カタログで使うことができます。JALの通販カタログはグルメ、スイーツ、ファッション、小物などいろんな物があるので楽しく買い物することができます。
JAL通販カタログの品物は高級品が多くそんなに安くないので商品券で買えるものはそれほど多くはありませんが、足りない分は差額を現金で払うことで買うことができます。
2019年、私は有名中華料理人監修の冷凍エビチリセット(8袋)をセレクトしました。お湯で解凍するだけでA級グルメのエビチリが食べられるので2週間に1回くらいの頻度で食べています。
私はもともとB級グルメが好きなのですが、たまにはこういうA級グルメが食べたくなります。
8位:ヴィレッジヴァンガードコーポレーション(2769)
権利確定月:11月
書籍、CD、食品等の複合小売店を展開している「遊べる本屋」の会社です。この会社の優待は100株(約10万円)で1万円相当の買い物券がもらえます。
この会社はダイナー(ヴィレッジヴァンガードダイナー)も経営していて、自宅近くにお店があるのでそのお店にハンバーガーを食べに行きます。
単品でも1,500円以上する本格的なハンバーガーなのでとてもおいしいです。
難点は買い物券が2,000円以上の買い物につき1枚(1,000円)使えるので実質半額券みたいなタイプという点です。
ですので、ハンバーガーを食べるときは会計が2,000円か4,000円になるように計算して注文しています(笑)。例えば3,000円分だと買い物券が1枚しか使えないので2,000円自腹になってしまいますが、4,000円分なら2枚使えて同じく2,000円自腹なのでこちらのほうがお得なのです。
9位:BEENOS(3328)
権利確定月:9月
越境EC事業を展開している会社です。BEENOSはみつばちの巣を意味するそうです。
この会社の優待はプレミアム優待倶楽部を導入していてポイントに応じて1,000種類以上の品物からセレクトすることができます。この会社の優待基準だと最低300株(約40万円)で5,000円相当、最大1,000株で2万5,000円相当の品物がもらえます。
2019年、私は1万2,000円相当のフルーツギフト券をセレクトしました。
これは年間を通じて月毎に旬な高級フルーツをセレクトして送ってもらえるというギフト券です。1万2,000円相当コースだとフルーツを2つまで選べるので私は4月のマスクメロンと9月のシャインマスカットを選びました。来年届くのを楽しみにしているところです。
プレミアム優待倶楽部を導入している会社はほかにもあるので、プレミアム優待倶楽部のWEBサイトで調べることができます。
10位:オリックス(8591)
権利確定月:3月&9月
言わずと知れた高配当で有名な大型株です。
この会社の優待は3月がカタログギフトと株主優待カード、9月が株主優待カードです。
カタログギフトは全国の名産グルメからセレクトすることができます。
2019年、私はこのカタログの中から仙台の伊達牛タンセットを選びました。
みそ味で美味しくご飯がすすみました~。
来年は別の名産グルメを試してみようと思います。オリックスは高配当ですし9月にも優待カードがもらえるので長期保有銘柄ということができます。
2019年の優待グルメ
優待品はグルメ銘柄を中心にほかには食事券やクオカードも手に入れました。取得銘柄が多いと3日に1回は何かしらの優待が届くのでとても楽しみです。
また、株価が上がったため、利益もまあまあ出ました。利益を再投資して別の優待銘柄を購入しました。
2020年の投資戦略
来年も株価が上がり基調だとよいことを願いながら、コツコツ優待投資を続けます。
来年はプレミアム優待倶楽部を複数ゲットし、各銘柄のポイントを合算して高級ホテル宿泊券を狙っていこうと思います。
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