1882 東亜道路工業 東証1部

PER(株価収益率)4.4倍 PBR(株価純資産倍率)0.5倍 配当利回り3.2%

 11月13日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+45.1%の53億円、経常利益+42.2%の53億円の増収・増益の見通しです。5月14日時点、7月30日時点、8月8日時点の予想と変わりませんでした。同社の業容は、環境事業、アスファルト乳剤などです。

 2016年6月17日の2,410円(併合前241円)、8月10日の2,460円(併合前246円)を二点底にして大幅上昇となり、2017年6月12日の4,940円(併合前494円)の高値をつけました。

 ここをピークにして9月8日の4,020円(併合前402円)まで押し目を入れて反発。10月30日の4,655円、11月30日の4,625円、2018年1月11日の4,590円と三尊天井を作って下降トレンド(A)入りとなりました。この下降トレンド(A)の中で、今年5月14日の2,554円で底打ちとなって反発し、上昇トレンド(B)を形成しています。この上昇トレンド(B)の中で11月15日に3,680円の年初来高値を更新しています。

2768 双日 東証1部

PER(株価収益率)6.0倍 PBR(株価純資産倍率)0.7倍 配当利回り4.9%

 11月1日発表の2020年3月期本決算予想は、売上、営業利益、経常利益のデータなし。

 当期利益+2.2%の720億円、1株当期利益+2.2%の57円です。

 2012年11月13日の95円を底値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2015年5月28日の329円まで上昇。ここを当面のピークに押し目を形成して2016年2月12日の192円まで下落しました。

 ここを安値にやや角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で2018年5月17日の433円、2019年2月14日の434円とダブル天井となって下落し、8月6日の313円まで下げて戻りに入っています。

4662 フォーカスシステムズ 東証1部

PER(株価収益率)15.6倍 PBR(株価純資産倍率)1.6倍 配当利回り2.8%

 11月8日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+3.8%の14.20億円、経常利益+3.3%の14.20億円の3期連続の増収・増益の見通し。同社の業容は、通信:公共関連、民間関連、セキュリティー機器関連です。

 2015年7月23日の1,776円をピークに下降トレンド(A)を形成し、この中で2016年2月12日の340円を安値とし、6月24日の412円、2017年4月12日の503円を順上げの三点底にして反発し、7月11日の1,350円まで上昇しました。

 ここを目先のピークにして下向きの三角保ち合い(C)を形成し、この中の煮詰まったところの7月5日の774円を安値に反発となりました。この反発で2018年11月27日に1,153円の戻り高値をつけ、12月25日の877円を安値に今年2月20日の1,055円まで上昇。短期の下降トレンド(D)となりました。この下降トレンド(D)の中で6月4日の809円、8月29日の787円と二点底をつけて反発に転じています。

3630 電算システム 東証1部

PER(株価収益率)21.0倍 PBR(株価純資産倍率)3.2倍 配当利回り0.9%

 10月30日発表の2019年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+25.9%の21.00億円、経常利益+26.2%の21.70億円の4期連続の増収・増益の見通し。10月30日に7月30日時点比で上方修正しました。同社の業容は、情報処理サービス開発業です。

 7月30日時点の営業利益+8.5%の18.10億円→+25.9%の21.00億円へ。経常利益+7.6%の18.50億円→+26.2%の21.70億円へ。

 2016年6月24日の1,350円を安値とする上昇トレンド(A)の中にあり、この中で2018年12月25日の2,045円の安値から急角度の短期の上昇トレンド(B)へ移行。今年5月13日の4,390円、5月28日の4,280円と二点天井をつけて、短期の下降トレンド(C)へ転換しました。

 この下降トレンド(C)の中で、8月29日の2,672円で底打ちとなって反発。9月10日の3,055円の高値をつけたあと、もみ合いとなり、9月17日の2,871円、11月21日の2,878円と二点底をつけて12月4日の3,085円で買い転換となっています。

5482 愛知製鋼 東証1部 

PER(株価収益率)9.6倍 PBR(株価純資産倍率)0.5倍 配当利回り3.2%

 10月31日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+7.9%の120億円、経常利益+6.0%の120億円の増収・増益の見通し。10月31日時点で7月31日時点より大幅上方修正しました。

 2016年12月9日の5,480円を高値にして中長期の下降トレンド(A)を形成中です。この中で2017年4月13日の4,000円まで下落したあと緩やかな上昇トレンド(B)を形成していましたが、2018年5月18日の4,895円で戻りいっぱいとなって角度の大きい短期の下降トレンド(C)へ転換しました。

 この下降トレンド(C)の中で2018年12月25日の3,030円まで下落し、そこから反発。今年1月9日の3,645円まで上昇後、もみ合って4月4日の3,680円の戻り高値をつけて再下落しました。

 8月28日の2,950円、9月30日の3,050円と二点底をつけて再上昇となり、3,470~3,625円のレンジを抜けて、11月11日に3,710円と4月4日の年初来高値3,680円を更新。12月5日の3,715円で買い転換となりました。レンジの上放れの形となっています。