9072 ニッコンホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)11.3倍 PBR(株価純資産倍率)1.0倍 配当利回り2.8

 11月8日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+7.3%の215億円、経常利益+4.5%の230億円の増収・増益の見通し。8月2日時点より上方修正。同社の業容は、陸運:運送、倉庫、梱包、テストです。

 通期の営業利益は205億円→+7.3% 215億円、経常利益は221億円 → +4.5% 230億円の見込みです。

 2016年2月12日の1,804円、6月24日の1,746円の二点底から上昇トレンド(A)を形成し、この中で2018年1月5日に3,440円の高値をつけました。

 ここをピークに下降トレンド(B)へ転換し、2019年8月6日に2,270円で底打ちとなって反発。10月3日の2,385円で二番底をつけて10月15日に2,563円で買い転換となり下降トレンド(B)を上に抜けました。

 その後、11月8日の決算発表で上方修正となったことで一段高となっています。

3912 モバイルファクトリー 東証1部

PER(株価収益率)19.1倍 PBR(株価純資産倍率)5.8倍 配当利回り0

 10月18日発表の2019年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+26.0%の10.70億円、経常利益+26.1%の10.69億円の4期連続の増収・増益の見通し。10月18日時点で営業利益、経常利益ともに上方修正となっています。同社の業容は、通信:ソーシャルアプリサービス、コンテンツサービスです。

 2018年2月14日の1,128円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、8月15日の2,047円まで上昇し、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で12月25日の946円まで下げて当面の底打ちとなり、ここから急反発となって2019年2月7日の1,646円まで上昇するも下降トレンド(B)の上値斜線にアタマを抑えられ、4月15日の1,312円まで下げました。

 ここから緩やかな上昇トレンド(C)となって、下降トレンド(B)を上に抜け、8月16日には1,816円の年初来高値をつけました。ここでもみ合った後、10月18日に1,764円の二点天井をつけて11月7日の1,372円まで下落。もみ合って11月18日に1,445円で買い転換となっています。

3877 中越パルプ工業 東証1部

PER(株価収益率)17.0倍 PBR(株価純資産倍率)0.5倍 配当利回り3.0

 11月13日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益は黒字転換、経常利益の予想は+1,842%の23.5億円。2期連続の増収・増益の見通し。10月23日時点で8月9日の営業利益20億円を24億円へ、経常利益は20億円を23.5億円に上方修正。

 2015年1月29日の高値3,760円(併合前376円)をピークに、下降トレンド(A)に転換し、2016年2月12日の1,450円(併合前145円)まで下落し、この中で2017年1月30日の2,530円(併合前253円)の戻り高値からの下げで、2018年12月25日の1,230円で底打ちとなりました。

 ここからの緩やかな上昇トレンド(B)の中で、7月5日に1,620円まで上昇。下降トレンド(A)を上に抜けるものの、すぐに反落となって8月30日の1,435円まで押し目を入れ、ここから上昇トレンド(C)へ移行しています。この上昇トレンド(C)の中で10月30日に1,690円まで上昇してもみ合っているところです。

3753 フライトホールディングス 東証2部

PER(株価収益率)25.27倍 PBR(株価純資産倍率)45倍 配当利回り0%

 11月7日発表の2020年3月期本決算予想は、営業利益は5.6億円、経常利益は5億円の黒字転換となっています。8月8日時点で比較すると11月7日時点では営業利益は4億円→5.6億円、経常利益は3.9億円→5億円の上方修正しています。

 2018年2月14日の570円を安値の基点とし、6月4日の1,690円を上値の基点とする三角もちあいの中の動きとなっています。この中で10月23日の1,555円の高値から6月4日の696円まで下げ、8月1日の1,208円まで自律反発した後、再下落。

 11月1日の730円を安値に二点底となって11月15日に909円で短期の買い転換となりました。

8023 大興電子通信 東証2部

PER(株価収益率)11.2倍 PBR(株価純資産倍率)1.8倍 配当利回り0.7

 11月6日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+39.7%の14億円、経常利益+32.8%の14.20億円の6期連続の増収・増益の見通しです。11月6日に、8月8日時点の営業利益+6.8%(10.70億円)から+39.7%(14億円)、経常利益は+0.1%(10.70億円)から+32.8%(14.20億円)に上方修正。同社の業容は、卸売業:情報通信機、ソリューションサービスです。

 2017年12月1日の1,688円を高値にして、ここから下降トレンド(A)を形成しました。この中で下値の下げ方をみると12月25日の1,190円から下降ライン(1)、2018年7月5日の600円からの下降ライン(2)となり、12月25日の457円の安値からの緩やかな上昇ライン(3)となって、最後に2019年6月4日の475円の安値から角度の大きい上昇トレンド(4)に移行しています。

 上昇トレンド(4)の中で、6月3日の643円の安値から上昇となり、昨年の高値8月30日の998円を更新する1,004円を10月23日につけました。

 ここから押し目を形成し、11月5日の791円まで下げてもみ合い、11月18日に871円で短期の買い転換となっています。