本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは109.59円
↓下値メドは108.51円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
NZで外貨預金? 円預金よりはマシか
NZの政策金利がついに1%を下回って、「低金利クラブ」の仲間入りする時代がやってくるようです。
RBNZ(NZ準備銀行)は明日13日に利下げする予想。利下げは今年3回目で、1月時点で1.75%あった政策金利は、0.75%まで下がることになります。
なぜRBNZは利下げを急ぐのか? それはNZの国内経済がよろしくないからです。7-9月期のインフレ率は1.7%から1.5%に低下、そのうえ失業率は前回の3.9%に大幅に悪化して4.2%に跳ね上がりました。RBNZにとって、インフレ目標と雇用最大化は、主要な責務(マンデート)。RBNZは「行動する」ことが求められているのです。
ただ、明日の利下げは広く予想されているので、それ自体はサプライズではありません。RBNZ声明文がどれだけ「弱気」かによって、NZドルの先安観がさらに強まるリスクがあります。
今週前半のハイライト、NZドル/円の上下のメドは「今日の注目通貨」をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース
11日のドル/円のNY市場終値は109.04円
8日の終値に比べ0.20円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
今日の格言:
上がっている株を買う。下がっている株は買わない – cis
各国・各通貨トピックス
ドル:
米国の求人募集、3カ月連続で減少。リーマン・ショック以降たった3度
更迭されたボルトン前大統領補佐官、トランプ米大統領を激しく批判
ボスティック・アトランタ総裁「米消費は堅調」
ユーロ:
ECB(欧州中央銀行)利下げは「判断ミス」、前ECB理事らが連名で批判
ギリシャとイタリアの国債利回りが一時逆転
ドイツ財務相「ドイツ経済は来年回復する。予算案修正の必要ない」
豪ドル:
豪の消費者物価指数、5四半期連続で目標の2~3%レンジ下回る
RBA(豪準備銀行)、成長見通しを大幅引き下げ
中国人民元:
アリババ、「独身の日」セールで過去最高の4兆円突破
ポンド:
ジョンソン首相に追い風。ブレグジット党「317の選挙区で対立候補の擁立を見送る」
南アランド:
国営電力会社エスコム、先週2度の大規模停電
南ア財務相「エスコムがもっとも重大なリスク」
カナダドル:
カナダ銀行「カナダの経済成長は今年後半に減速」
その他:
カルフォルニア大火事、囚人が時給1ドルで消防活動に参加
培養された「脳」は意識ある? 倫理の限界超えたと科学者が警告
主要指標終値
本日の注目通貨
NZドル/円:今週のレンジ予想:67.63円から70.83円
NZドルは今年、対円で8月に年初来安値となる66.18円まで下落。この時はドル/円が104円台まで円高が進んだことが大きな理由でした。
NZドルの対ドルでの今年の安値は10月1日につけた0.6202ドル。オーストラリアのRBAが利下げしたことで豪ドルが大幅下落、その影響でNZドルも売られました。
RBNZが利下げした場合、NZの金利は豪ドルの金利と並ぶ0.75%になります。豪ドルに対しても金利的優位性はなくなります。RBNZの政策金利発表は、明日の東京時間午前10時です。
08月01日 高値:71.62円 >>>> 08月高値
2019年 高値安値50%:71.47円 >>>>今年の中心値
第3レジスタンス:70.83円
第2レジスタンス:70.42円
11月01日 高値:70.01円
第1レジスタンス:69.77円
11月の高値安値50%:69.44円 >>>>11月の中心値
ピボット:69.36円
11月11日 安値:68.87円
第1サポート:68.70円
第2サポート:68.29円
第3サポート:67.63円
10月02日 安値:66.91円 >>>> 10月安値
09月03日 安値:66.65円 >>>> 09月安値
2019年の高値は76.76円(3月21日)、安値は66.18円(8月26日)。
高値と安値の半値(50%)は71.47円。
2019年始値から10月終値までのレンジは10.59円。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
12日:英失業率、ノルウェーGDPなど
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。