6727 ワコム 東証1部

PER(株価収益率)19.9倍 PBR(株価純資産倍率)2.7倍 配当利回り1.6%

 8月2日時点の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+25.2%の52.00億円、経常利益+24.6%の51.70億円の3期連続の増収・増益の見通し。10月15日の中間決算は順調です。

 2016年11月11日の260円の安値からの短期の上昇トレンド(A)の中で、2017年11月22日の686円、2018年6月12日の654円と二山形成(二点天井)となって下落に転じ、上昇トレンド(A)を切って10月12日の408円まで下落しました。

 ここからいったんリバウンドとなって11月7日の616円まで上昇するも、戻り高値となって短期の下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、2019年5月21日の310円、8月29日の313円と二点底をつけて反発。10月15日に365円で買い転換となり、下降トレンド(B)を上に抜けて10月23日に427円まで上昇して押し目をつけています。

3863 日本製紙 東証1部

PER(株価収益率)16.9倍 PBR(株価純資産倍率)0.6倍 配当利回り2.1%

 8月8日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+52.9%の300億円、経常利益+17.1%の280億円の2期連続の増収・増益の見通し。当期利益は黒字転換。

 2014年10月21日の1,482円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2016年11月9日の1,794円を安値に角度の大きい短期の上昇トレンド(B)へ移行し、この中で2017年6月29日の2,344円、11月8日の2,366円と二点天井となって、短期の下降トレンド(C)へ転換しました。

 この下降トレンド(C)の中で2018年7月3日の1,706円の安値をつけて、短期の上昇トレンド(D)へ転換し、この中で2019年4月2日の2,364円まで上昇。その後、急角度の下落となり、8月15日の1,689円の年初来安値をつけて反発し、1,800円を挟んでもみ合った後、10月21日に1,839円で短期の買い転換となっています。

7266 今仙電機製作所 東証1部

PER(株価収益率)6.6倍 PBR(株価純資産倍率)0.4倍 配当利回り3.5%

 8月8日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+23.0%の46億円、経常利益+21.9%の45億円の3期連続の増収・増益の見通し。同社の業容は、輸送用機器:自動車部品関連、ワイヤーハーネス関連、福祉機器関連です。

 2014年12月25日の1,738円の高値からの下向きの三角もち合い(A)の中で、2016年6月28日の801円、11月9日の833円と二点底をつけて、短期の上昇トレンド(B)へ転換しました。

 この中で2017年11月7日の1,507円の戻り高値をピークに、今度は下降トレンド(C)へ転換しています。この中で2019年8月26日の800円の安値をつけ、2016年6月28日の801円に対するダブル底のような形となって反発。10月23日に902円で短期の買い転換となっています。

2784 アルフレッサ ホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)15.2倍 PBR(株価純資産倍率)1.3倍 配当利回り2.1%

 8月5日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+1.4%の454億円、経常利益+0.9%の556億円の3期連続の増収・増益の見通し。同社の業容は、卸売業:医療用薬品等卸、セルフメディケーション卸売、医薬品等製造です。

 2016年11月9日の1,675円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2018年2月2日に2,810円の高値をつけた後、いったん急落し2,300円水準でもみ合って累積出来高が厚いゾーンを作り(将来このゾーン近辺でいったん止まる可能性)、3月26日の2,165円の安値をつけて、その後、再上昇。2019年3月5日に3,350円の高値をつけました。

 ここをピークに急角度の短期の下降トレンド(B)へ転換し、この中で8月29日の2,344円、10月4日の2,285円と二点底をつけ(累積出来高の厚いゾーン[X])、下降トレンド(B)を抜け出てきています。

8566 リコーリース 東証1部

PER(株価収益率)9.5倍 PBR(株価純資産倍率)0.7倍 配当利回り2.5%

 10月25日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+3.0%の178億円、経常利益+1.2%の176億円の増収・増益の見通し。10月25日時点で、7月25日時点より、営業利益+2.5%→+3.0%、経常利益+0.1%→+1.2%へ小幅の上方修正。

 2016年7月8日の2,493円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年10月11日の4,420円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、2018年12月25日の2,960円で当面の底打ちとなり、2019年3月25日の3,675円まで反発して再下落となり、8月28日の3,115円の安値をつけました。その後、再反発し、9月18日に3,690円と年初来高値をつけて10月11日の3,390円まで押し目を入れて上昇しかかっていましたが、11月1日、3,700円と年初来高値を更新しました。