本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは109.06円
↓下値メドは108.27円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
今週は動く、
たぶん動くと思う、
動くんじゃないかな
ドル/円のレンジは、1週間でたったの0.52円。先週のマーケットは全く静かでした。しかし、今週は動きが期待できそうです。経済カレンダーは重要イベントが盛りだくさん。FXマーケットにも活気が戻るでしょう。
今週いろいろあるなかで、最大の注目は、やはりFOMC(米連邦公開市場委員会)。
マーケット参加者の9割近くが、「利下げ」を予想しています。FRB(米連邦準備制度理事会)は、7月と9月の2会合連続で0.25ポイントずつ利下げしているので、今回が今年三度目。米国の政策金利であるFF金利は1.50~1.75%まで下がることになります。
FOMC後に行われるパウエルFRB議長の会見は聞き逃せません。12月に4度目があるのか、あるいは今回を最後にしばらく休止するのか。マーケットもそうですが、FRBの内部でも意見が対立しています。もちろん、「今回見送り」も可能性としてゼロではではなく、全く油断できません。
FOMCの決定はその翌日に会合を控える日銀の政策にも影響を与えます。金利差縮小による円高を回避しようと日銀がFRBに追随して利下げ、いわゆる「マイナス金利の深堀り」に動くこともありえます。
欧州通貨も動きがありそうです。EUの加盟国は25日(先週金曜日)、10月末のブレグジット延期に同意しました。ただし、期限(長さ)についてはまだ決まっておらず、今週発表される予定。
短期間(数週間)ならポンド買い、長期間(来年1月)なら不透明感と倦怠感でポンド売りというのがマーケットのスタンス。ジョンソン英首相は「10月31日に英国がEU(欧州連合)を離脱する可能性はまだある」と言っています。
金曜日には米10月の米雇用統計が発表されます。事前予想によると、NFP(非農業部門雇用者数変化)は10万人に届かず、失業率は3.6%に上昇。米雇用市場が良かった時代はそろそろ終わりに近づいているのでしょうか。気になります。
毎ヨミ!FXトップニュース
25日のドル/円のNY市場終値は108.68円
24日の終値に比べ0.04円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「くもり」です
今日の格言:
金を稼ぐだけの仕事なら、それは貧しい仕事だ - ヘンリー・フォード
=A business that makes nothing but money is a poor business.
各国・各通貨トピックス
ドル:
米軍特殊部隊、IS指導者の殺害に成功。トランプ大統領が発表
ペンス米副大統領「NBA(全米プロバスケットボール協会)は中国の完全子会社」
カプラン・ダラス連銀総裁「FF金利は中立金利より高い」
カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁「FF金利はほぼ中立付近にある」
消費者は慎重ながら楽観的。低インフレと賃金アップを期待 = 10月消費者動向調査
NY株式市場:
先週のダウ平均+0.70%、S&P+1.22%、ナスダック+1.90%
円:
東京都知事「東京五輪マラソン、札幌開催なら経費負担しない」
岸田政調会長、(増税しときながら)「追加経済対策を検討」
ユーロ:
スウェーデン:リクスバンク、12月利上げへ。政策金利を0%まで引き上げ
ECB(欧州中央銀行)内部のタカ派vs.ハト派の対立が激化
ポンド:
EU 27カ国の政府代表、英離脱延期で原則合意。期間は29日まで決定先送り
ユンケル欧州委員長「ブレグジットは時間とエネルギーの無駄」
豪ドル:
RBA(豪準備銀行)「金融政策の効果は以前よりも薄れた」
トルコリラ:
エルドアン大統領「シリア難民をいつでも欧州へ送る用意がある」
トルコ政府、国内銀行にオフショア市場のトルコリラの流動性を確保するよう指示
その他:
あえて飲まない「ノンアル派」、NYで急増中
トランプ氏「大統領になって5,400億円も損した」
タイの観光客、前年比10%増加
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:今週のレンジ予想:107.83円から109.41円
第3レジスタンス:109.41円
08月01日 高値:109.31円
第2レジスタンス:109.09円
10月17日 高値:108.94円
第1レジスタンス:108.88円
ピボット:108.57円
第1サポート:108.36円
2019年 高値安値50%:108.20円
第2サポート:108.04円
第3サポート:107.83円
10月の高値安値50%:107.71円
10月03日 安値:106.48円
09月03日 安値:105.74円
2019年の高値は112.40円(4月24日)、安値は104.01円(1月3日)。
高値と安値の半値(50%)は108.20円。
2019年始値から9月終値までのレンジは8.39円。
トレード前に必ずチェック!今週発表の重要指標!
FOMC、パウエルFRB議長発言、米雇用統計、日銀会合、米製造業ISM など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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