本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは109.86円
↓下値メドは107.62円
今朝の天気マークは「晴れ」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
10月のユーロ/円のリスク、
下は112円割れ、上は124円も
今月末までの上下のメドは?
米中貿易協議でミニ合意に達したことで、米国は10月15日の対中追加関税を先送り、中国は米農産物の購入拡大を決めました。マーケットには安心感が戻りダウ平均は一時330ドル超上昇しました。
しかし合意はあくまでも「口約束」。中国は最終署名の前にもっと内容を煮詰めたいと主張しているので、直前になってご破算というリスクも残っています。
追加関税の延期は良いニュースではありますが、「撤廃」されたわけではありません。中国が言うことを聞かなければ、トランプ大統領は簡単に復活させるでしょう。逆にそのせいで、効果が薄れてしまいました。短期的にはリスクオンになりますが、いつまた復活するという不安があるので長続きしません。
貿易戦争は実際のダメージよりも、着地点が見えない漠然とした不安感が世界経済に悪影響を与えています。ドル/円は1カ月半ぶりの高値となる108.90円までやってきましたが、ここから先の110円を目指すには、よほど強い支援材料がなければ難しいでしょう。
来週はドラギ総裁最後のECB(欧州中央銀行)会合が行われます。英国ではブレグジットがヤマ場を迎え、その結果は欧州経済にも大きな影響を与えることになります。ユーロ/円とユーロ/ドルの上下のメドは「今日の注目通貨」をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース
15日のドル/円のNY市場の終値は108.85円
14日の終値に比べ0.45円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「晴れ」です。
今日の格言:
何も質問しない人は、何でも知っているか、何も知らないかのどちらかだ – フォーブス
= One who never asks either knows everything or nothing.
各国・各通貨トピックス
ドル:
トランプ大統領「トルコに大きな制裁を加える」
ムニューシン財務長官「12月15日までの米中合意署名を期待」
朝鮮新報「SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の標的は米国」
サンダース大統領選候補、法人税「引き上げ」を公約に
9月ミシガン大学消費者態度指数、インフレ期待が過去最低に
ユーロ:
リンネ・フィンランド首相「EU理事会前のブレグジット合意には時間不足」
ECB議事録「何名かの理事はより大幅な利下げを主張した」
ECB議事録「ECBの見通しは秩序あるブレグジットを前提としている」
ポンド:
カーニーBOE(イングランド銀行)総裁「ブレグジットの結果次第で、ポンドは不安定になる」
EU高官、月内のブレグジット合意に懐疑的な見方
BOE「第3四半期GDP見通しを0.3%から0.2%へ下方修正」
中国人民元:
米国産大豆の需要減る。ブラジルからの輸入増やす
中国のGDP(国内総生産)、公式統計をはるかに下回る可能性。人工衛星で調査
スイスフラン:
スイスの「為替操作国」指定が秒読み段階
米、スイスの医薬品に制裁関税を検討
SNB「これからも必要に応じて為替市場で行動する」
その他:
シンガポール政府、甘い飲み物の広告を全面禁止。糖尿病対策
アルプスの氷河は今世紀半ばに半減か
ノーベル文学賞のオーストリアの作家ハントケ氏に反発の声噴出
主要指標終値
本日の注目通貨
ユーロ/円:今月のレンジ予想:111.64円から124.06円
今月のピボットは117.89円。
第3レジスタンス:124.06円
10月高値:120.22円
第2レジスタンス:122.03円
第1レジスタンス:119.92円
ピボット:117.89円
10月高値:117.04円
第1サポート:115.78円
第2サポート:113.75円
第3サポート:111.64円
2019年の高値は127.50円(3月1日)、安値は115.87円(9月3日)。
高値と安値の半値(50%)は121.69円。
2019年始値から9月終値までの値幅は11.64円。
10月のユーロ/円データ(10月11日現在)
ユーロ/ドル:今月のレンジ予想:1.0628ドルから1.1242ドル
今月のピボットは1.0971ドル。
第3レジスタンス:1.1242ドル
第2レジスタンス:1.1175ドル
10月高値:1.1063ドル
第1レジスタンス:1.1037ドル
ピボット:1.0971ドル
10月安値:1.0879ドル
第1サポート:1.0833ドル
第2サポート:1.0767ドル
第3サポート:1.0628ドル
2019年の高値は1.1570ドル(1月10日)、安値は1.0879ドル(10月1日)。
高値と安値の半値(50%)は1.1224ドル。
2019年始値から9月終値までの値幅は691ポイント。
10月のユーロ/ドル データ(10月11日現在)
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
16日:英CPI、カナダCPI、米小売売上高、ベージュブック など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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