6937 古河電池 東証1部  

PER(株価収益率)8.1倍、PBR(株価純資産倍率)0.8倍、配当利回り2.2%

 8月1日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+17.8%の33億円、経常利益+14.9%の31億円の増収、増益の見通しです。同社の業容は、電気機器:自動車、産業、不動産などです。自動車、航空機、電車用などの各種電池やリチウムイオン電池も手がけており、電池を必要とする新技術の開発が旺盛です。

 2014年9月4日に1,660円の高値をつけ、ここをピークに本格調整入りとなりました。この本格調整は2016年2月12日の585円、8月25日の557円と二点底をつけ、上昇トレンド(A)に転換しました。

 この中で2017年10月4日の1,344円まで上昇し、ここを戻り高値にして下降トレンド(B)入りとなりました。この下降トレンド(B)の中で、2019年2月6日の790円まで自律反発後、再下落となって8月29日の555円で二点底の形となって反発に転じているところです。

 現時点では、8月29日の安値555円、9月26日の高値636円のボックス圏の中でもみ合いを想定しています。

 

2174 GCA 東証1部

PER(株価収益率)14.0倍、PBR(株価純資産倍率)1.6倍、配当利回り4.3%

 8月1日発表の2019年12月期本決算予想は、2018年12月期比で営業利益▲3.7%の33.50億円、経常利益▲4.1%の2 3.50億円と小幅の減収、減益の見通しです。同社の業容は、サービス:アドバイザー、アセットマネジメントです。

 2015年8月4日の2,034円をピークにして、9月8日の1,214円まで急落後、10月7日の1,630円まで自律反発して下降トレンド(A)へ移行しました。

 この下降トレンド(A)の中で2016年9月27日の713円、11月9日の723円と二点底をつけて短期の上昇トレンド(B)へ転換。この中で2017年12月22日に1,175円の戻り高値をつけました。

ここから短期の下降トレンド(C)へ転換し、この中で2018年12月25日の630円、2019年8月6日の675円を二点底に反発に転じているところです。

2749 JPホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)21.2倍、PBR(株価純資産倍率)2.9倍、配当利回り1.3%

 8月8日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+18.3%の18.11億円、経常利益+19.8%の23億円の3期連続の増収、増益の見通しです。同社の業容は、サービス:子育て支援です。

 2013年8月10日の788円(分割前3,940円)を高値に中期の下降トレンド(A)を形成し、この中で2016年2月12日の231円で底打ち。ここから急反発となって4月11日の438円まで反発しました。この後、終値ベースで220~424円のボックス相場(B)入りとなっています。

 このボックス相場(B)の中で2018年6月8日の420円を高値に、短期の下降トレンド(C)を形成。12月25日に220円の安値をつけて反発し、4月5日の318円まで戻し後、8月29日の262円まで押し目を入れて反発に転じているところです。

 

4231 タイガースポリマー 東証1部

PER(株価収益率)5.9倍、PBR(株価純資産倍率)0.4倍、配当利回り2.7%

 8月6日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+25.9%の29億円、経常利益+16.0%の30億円の増収、増益の見通しです。同社の業容は、化学:ホース、ゴムシート、成形品などです。

 2012年10月15日の258円の安値から、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、上昇トレンド(A)を形成しました。

 この中で2016年7月8日の475円を安値に上昇し、2018年1月24日の960円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、上昇トレンド(A)を切って2018年12月26日の538円、2019年8月26日の508円を二点底にして反発し、下降トレンド(B)を上に抜けて、10月9日に665円まで戻しました。

 

8014 蝶理 東証1部

PER(株価収益率)7.0倍、PBR(株価純資産倍率)0.8倍、配当利回り3.8%

 7月24日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+3.1%の83億円、経常利益+3.9%の90億円の増収、増益の見通しです。同社の業容は、卸売業:繊維、化学品、危機などです。

 2016年6月24日の1,210円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年5月9日の2,110円を高値に天井圏のもみ合いに。その後、12月15日の2,119円の高値をつけた後、2018年2月6日の1,816円まで押し目を入れて、天井圏は変わらないまま、緩やかな下値を切り上げる(B)の動きとなりました。

 この中で2018年10月3日の2,147円の高値をつけた後、大幅下落となって、2019年2月8日に1,475円で当面の底打ちとなり、下値を切り上げる動きとなっていました。

 その後、5月14日の1,487円の安値からの上昇で7月4日に1,825円の高値をつけた後、日経平均の急落にツレ安して大きく下げました。そして、9月26日に1,810円まで上昇し、二点天井の形となって下落していますが、1,600円水準以下はリバウンド狙いの買い有利となります。