5262 日本ヒューム 東証1部    

PER(株価収益率)12.5倍、PBR(株価純資産倍率)0.7倍、配当利回り2.3%

 8月8日発表の2020年3月期本決算は、前年同期比で営業利益+1.8%の17億円、経常利益▲6.9%の24億円と増収・減益の見通し。同社の業容は、ガラス・土石:コンクリート製品・工事、不動産開発です。

 2016年3月1日の500円、6月24日の503円を二点底にして上昇トレンド(A)を形成し、この中で2018年9月28日の1,060円まで上昇。ここをピークにして下降トレンド(B)へ転換しました。

 この中で12月25日の769円まで下げた後、もみ合いとなり今年2月25日に840円の高値から再下落となって下降トレンド(C)へ移行。この下降トレンド(C)の中で8月29日の622円で当面の底打ちとなり、9月10日に687円で買い転換となって下降トレンド(C)を上回って上昇しています。全体相場の中でバリュー株を買い戻す動きになっています。

6247 日阪製作所 東証1部

PER(株価収益率)16.0倍、PBR(株価純資産倍率)0.6倍 配当利回り2.3%

 8月9日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+2.9%の21億円、経常利益+0.6%の23.50億円の3期連続の増収・増益の見通し。同社の業容は、機械:熱交換機、プロセスエンジニアリング、バルブなどです。

 2015年8月5日の1,225円の高値から下降トレンド(A)を形成し、この中で2016年2月12日に702円で底打ちとなって、ここから上向きの三角保ち合い(B)に近い形となりました。

 この中で2016年11月9日の757円を安値に反発に転じ、三角保ち合い(B)を上放れて2017年12月18日に1,266円の高値をつけました。ここで1,000円水準を下値にして大きな上下動(上昇ラインCの中で)となり、1,266円についで2018年5月14日の1,210円、9月26日の1,253円と三点天井をつけて12月25日の726円まで急落となりました。ここから今年4月26日の994円まで反発し再下落。8月29日の775円まで下げ、9月5日の828円で買い転換となって上昇に転じているところです。

1964 中外炉工業 東証1部

PER(株価収益率)13.2倍、PBR(株価純資産倍率)0.6倍、配当利回り4.0%

 8月9日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+11.4%の11億円、経常利益+3.7%の12億円の増収・増益の見通し。同社の業容は、建設:エネルギー分野、情報・通信分野、環境保全分野などです。

 2016年2月12日の1,710円(併合前171円)を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2018年5月15日に3,280円の高値をつけ、ここをピークにして8月10日の2,347円まで押し目を入れ反発。9月26日の3,105円で二番天井をつけて下降トレンド(B)へ転換しました。

 この中で12月25日の1,792円まで下落して、今年1月25日の2,187円まで自律反発し、ここを戻り天井にして緩やかな下降トレンド(C)へ移行しました。

 この下降トレンド(C)の中で、8月29日に1,366円の安値をつけ、9月24日に1,542円で買い転換となって下降トレンド(C)を抜け出すところにきていそうです。8月29日の1,366円に対する二番底(ダブル底)狙いとなります。

1720 東急建設 東証1部

PER(株価収益率)10.3倍、PBR(株価純資産倍率)1.0倍、配当利回り3.6%

 8月7日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲45.4%の120億円、経常利益▲44.2%の128億円の減収・減益予想でしたが、その後、通期の経常利益予想を5年連続で上方修正しました。

 2014年3月20日の388円の安値から反発に転じ、9月2日の565円まで上昇。その後、10月17日の470円まで押し目を入れた後、上昇トレンド(A)へ移行しました。

 この中で2015年9月1日の1,175円の高値をつけて短期の下降トレンド(B)へ転換。2016年2月5日の728円まで下落後、緩やかな上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で2018年2月22日の1,278円の高値をつけ、ここをピークに8月21日の972円まで押し目を入れ、ここから12月4日の1,166円まで戻しました。その後、二番天井となって下降トレンド(D)へ転換。今年5月10日の676円、8月26日の680円と二点底をつけて反発し、8月15日に750円で買い転換となっています。

7277 TBK 東証1部

PER(株価収益率)10.3倍、PBR(株価純資産倍率)0.4倍、配当利回り3.8%

 8月8日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+6.2%の16億円、経常利益+9.4%の17億円の増収・増益の見通し。同社の業容は、輸送用機器:自動車部品等製造です。

 2014年9月25日の713円を高値にして、2015年2月4日の583円まで下落し、ここから2月20日の668円まで反発した後下降トレンド(A)に移行しました。

 この下降トレンド(A)の中で、2016年2月12日の339円、6月24日の334円と二点底をつけて反発に転じ、上昇トレンド(B)を形成して2017年2月15日の546円まで上昇後、8月14日の477円まで押し目を入れたあと、緩やかな上昇トレンド(C)へ移行し、この中で2018年5月22日の585円の高値をつけました。

 ここをピークにして下降トレンド(D)へ転換。12月25日の350円、8月29日の361円と二点底をつけて反発し、9月13日に411円で買い転換となって下降トレンド(D)を抜けるかどうかとなっています。