8830 住友不動産 東証1部
PER(株価収益率)13.9倍、PBR(株価純資産倍率)1.6倍、配当利回り0.8%
8月8日発表の2020年3月期本決算予想は、前年3月期比で営業利益+6.2%の2,340億円、経常利益+7.7%の2,200億円の増収、増益の見通しです。第1四半期(4-6月期)経常利益は前年同期比+14.7%の815億円に膨らみました。東京のオフィスビルを中心とする賃貸収入が引き続き増加した中、単価の高い都心タワーマンションの販売が伸びて収益を押し上げています。
2016年7月8日の2,454円を安値とし、8月12日の2,980円を高値とする三角もち合い(A)の中で、もみ合って上放れし、2017年2月13日の3,308円まで上昇。その後、4月6日の2,809円まで押し目を入れ、上昇トレンド(B)へ移行しました。
この上昇トレンド(B)の中で、2018年1月25日の4,402円、5月14日の4,480円と二山形成して反落。上昇トレンド(B)を下に切って8月16日の3,658円まで下げた後、再上昇となって、2019年3月22日に4,718円の高値をつけました。
ここをピークに下落となり、2019年6月28日の3,841円、8月15日の3,829円と二点底となって反発しています。
2734 サーラコーポレーション 東証1部
PER(株価収益率)10.6倍、PBR(株価純資産倍率)0.7倍、配当利回り3.1%
7月5日発表の2019年11月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+1.9%の56億円、経常利益+6.9%の60億円の3期連続の増収、増益の見通しです。同社の業容は、小売業:エネルギー&ソリューションズ、エンジニアリング&メンテナンス、ハウジングです。
2013年6月7日の444円の安値からの上昇トレンド(A)の中で、2015年12月30日の689円まで上昇。ここから2016年6月16日の501円まで押し目を入れ、上昇トレンド(B)へ移行しました。
この上昇トレンド(B)の中で、2017年4月14日の608円の安値から大幅上昇となり、7月24日の915円まで上昇後、もみ合って上値を試し、10月4日には1,015円の高値をつけました。
ここをピークに12月5日に679円まで大幅下落し、2018年1月16日の749円まで自律反発後、再下落となって12月25日の553円まで下落しました。
その後、上値を切り下げる直角三角形のもち合い(C)となっており、2019年になってこの中で煮詰まっているところで、8月30日に587円で買い転換となって、上放れの期待が出てきました。
7745 エー・アンド・デイ 東証1部
PER(株価収益率)7.1倍、PBR(株価純資産倍率)0.9倍、配当利回り2.8%
8月8日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+45.4%の40億円経常利益+37.2%の36.80億円の3期連続の増収、増益の見通しです。同社の業容は、精密機器:計測機器、医療、健康機器などです。
2016年2月12日の安値340円を底値に(1)→(2)→(3)と下値を切り上げ、(3)の4月14日の406円から上昇トレンド(A)へ移行しました。
この上昇トレンド(A)の中で、2018年6月5日の1,229円の高値。ここをピークに下落に転じて上昇トレンド(A)を下に切り、12月25日の569円で当面の底打ちとなりました。
ここからの反発で5月13日の999円まで上昇して再下落となり、6月3日の714円まで下げて7月2日の842円まで反発。ここから二段下げに入って、9月4日の625円まで下げ、反発に転じています。
8070 東京産業 東証1部
PER(株価収益率)7.3倍、PBR(株価純資産倍率)0.6倍、配当利回り4.5%
7月31日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+26.5%の29億円、経常利益+16.6%の30億円の3期連続の増収、増益の見通しです。同社の業容は、卸売業:電力、化学、環境、電子精機です。
2012年10月16日の240円を安値とする中長期の上昇トレンド(A)の中になります。この中で2015年8月18日の550円、10月26日の570円と二山形成して、いったん調整入り。2016年7月8日の333円まで下落するものの、ここから上昇トレンド(B)へ移行し、この中で2018年10月2日に844円の高値をつけました。
ここをピークに大幅下落となり、上昇トレンド(B)を下に切って、12月25日に443円まで下げ、2019年1月28日の572円まで自律反発するものの再下落となって、6月3日の444円、8月29日の448円と二点底をつけて、反発しかかっているところです。
9202 ANAホールディングス 東証1部
PER(株価収益率)12.1倍、PBR(株価純資産倍率)1.2倍、配当利回り2.0%
7月30日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲0.0%の1,650億円、経常利益+2.1%の1,600億円の増収、増益の見通しです。
2012年10月15日の1,540円(併合前154円)を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2015年8月5日の4,100円(併合前410円)まで上昇。その後、2016年8月19日の2,650円(併合前265円)まで下落し、ここを安値にやや角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。
この上昇トレンド(B)の中で、2017年12月19日の4,774円でピークをつけ、2018年3月26日の3,997円まで押し目を入れた後、反発し、5月28日の4,500円まで上昇。ここから3,536円を下値ラインとし、緩やかな下降トレンド(C)とする直角三角形のもち合いを形成しています。
この中で2019年6月26日の3,513円を安値に、9月12日の3,768円で買い転換となって4,000円水準を目指す動きとなっています。
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