4768 大塚商会 東証1部

PER(株価収益率)19.6倍、PBR(株価純資産倍率)3.3倍、配当利回り2.3%

 8月1日発表の2019年12月期本決算予想は、前年12月期比で営業利益+16.1%の558億円、経常利益+15.7%の570億円の増収、増益の見通しです。

 これは、直前の7月29日時点で上方修正しており、営業利益+4.9%の504億円→+16.1%の558億円、経常利益+3.9%の512億円→+15.7%の570億円となっています。同社の業容は、通信:システムインテグレーション、サービス&サポートです。

 2016年8月19日の2,062円(分割前4,125円)を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年9月21日の3,320円(分割前6,640円)の安値から、急角度の大幅上昇となり、2018年3月30日の5,450円の高値をつけました。

 ここをピークに下降トレンド(B)へ転換し、12月26日の2,783円で底打ちとなり、上昇トレンド(C)へ移行しました。

 この上昇トレンド(C)の中で下降トレンド(B)を上に抜けて、2019年6月20日と7月3日に4,565円のダブル天井となって反落。8月15日の3,710円まで下げて反発を伺っているところです。
 

 

3105 日清紡ホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)20.4倍、PBR(株価純資産倍率)0.6倍、配当利回り3.6%

 8月7日発表の2019年12月期本決算予想は、前年12月期比で営業利益は80億円の黒字転換、経常利益は+666.3%の120億円の増収、増益の見通しです。2月14日時点、5月9日時点の予想と変わらずとなっています。

 2014年10月17日の789円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2015年10月30日の1,661円の高値をつけて大幅調整入りとなり、2016年6月28日の883円、8月3日の911円で二点底をつけました。

 ここからの上昇で2017年11月30日の1,585円、2018年1月9日の1,657円、2月27日の1,661円と順上げの三尊天井となって、3月26日の1,369円まで押し目を入れました。ここから5月8日の1,609円まで自律反発後、急落トレンド(B)へ転換しました。

 この急落トレンド(B)の中で12月26日の790円まで下げていったん反発し、2019年4月17日の1,050円の戻り高値をつけて再下落。6月3日の730円で当面の底打ちとなって、7月30日の881円まで上昇後、押し目を入れて9月4日の751円を安値にして、9月6日に805円で短期の買い転換が出現し、再び反発しかかっています。

 

7522 ワタミ 東証1部

PER(株価収益率)121.1倍、PBR(株価純資産倍率)3.5倍、配当利回り0.5%

 8月13日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+3.6%の11億円、経常利益+5.8%の13億円の増収、増益の見通しです。

 2013年5月9日の1,849円を高値にして下降トレンド(A)を形成し、この中で2015年12月28日の754円で底打ちとなりました。ここを安値に上昇トレンド(B)へ転換し、2018年1月16日の1,688円まで上昇。その後、下落に転じて上昇トレンド(B)を下に切り、2月14日の1,232円まで急落しました。

 ここを安値に反発した後再下落となり、8月16日の1,166円、12月25日の1,167円とダブル底をつけて再度、大幅反発。2019年3月6日に1,724円の高値をつけました。
ここから5月24日の1,391円まで押し目を入れて反発し、8月14日に1,721円まで上昇。

 ダブル天井の形となって下落し、8月26日の1,355円まで下げて反発となっています。チャートでは1,700円水準は三点天井となっており、大きく戻れば、空売り狙いとなります。

 

6752 パナソニック 東証1部

PER(株価収益率)11.1倍、PBR(株価純資産倍率)1.2倍、配当利回り―%

 7月31日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-27.1%の3,000億円、経常利益-30.4%の2,900億円の大幅な減収、減益の見通しです。

 2015年5月28日の1,854円の高値からの下降トレンド(A)の中で、2016年2月12日の799円で底打ちとなり、その後、安値圏でもみ合って6月28日の831円を二番底、11月9日の932円を三番底にして上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンド(B)の中で、2017年11月9日の1,800円でピークをつけて、2018年3月29日の1,479円まで押し目を入れて5月11日の1,647円まで戻した後、急角度の下降トレンド(C)へ転換しました。

 この中で12月25日の918円まで下落した後、2019年1月22日の1,110円まで自律反発の後再下落となって、8月15日に788円まで下げ、目先、自律反発となっています。戻り売りの形であり、戻りは限定的と思われます。

 

3289 東急不動産ホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)12.5倍、PBR(株価純資産倍率)0.9倍、配当利回り2.4%

 8月2日発表の2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+2.2%の820億円、経常利益+0.4%の710億円の連続の増収、増益中です。

 2015年7月7日の1,016円を高値に下降トレンド(A)を形成し、この中で2016年10月5日の528円まで下げて、ここから上昇トレンド(B)へ転換しました。

 この中で下降トレンド(A)を上に抜けて、2018年1月24日の914円を高値に5月1日の878円、9月25日の811円と順下げの三尊天井となって大幅下落。12月25日の501円で底打ちとなりました。

 ここから2019年4月2日の674円まで上昇後、もみ合って8月6日の582円を安値に9月9日に667円で短期の買い転換となっています。