本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは108.29円
↓下値メドは105.49円
今朝の天気マークは「晴れ」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
ドル/円、108円を超えるか、105円に落ちるか?
5日(木)のマーケットは米中貿易協議再開の報道をきっかけに、リスクオンに火がつきました。10月まで延期になったという言い方もありますが、とにかく協議続行は良いニュース。NY株式市場のダウ平均とナスダックは1カ月ぶりの高値をつけています。
本日は米8月雇用統計の発表があります。リスクオンをさらに強めるのか、それとも火消しになってしまうのか注目です。詳しい解説については詳細レポート「雇用統計が「最後の希望」。大幅悪化なら米利下げまっしぐら!」
雇用統計の注目は非農業部門雇用者数。現在の予想では非農業部門雇用者数が+15.8万人で、7月よりさらに伸び悩みそうです。先行指標といわれるADP雇用データは、予想より4.1万人多い+19.5万人でした。
平均労働賃金は、前月比+0.3%、前年比+3.1%の予想。急上昇も急落もなく、緩やかな上昇が継続しています。平均労働賃金は、インフレ上昇の先行指標的な役割として注目された時期もありましたが、強い相関関係が見つけられないということで以前ほど騒がれなくなっています。
失業率3.7%で横ばい。失業率は半世紀ぶりの低水準で、ここから0.1%上下したところで、マーケットは関心を持たないでしょう。
雇用統計の結果が良ければ、FRB(米連邦準備制度理事会)の利下げは25bpで十分ではないか、ということになりますし、逆に悪ければ50bp利下げがマーケットのコンセンサスになりそうです。
今夜は、雇用統計の後にパウエルFRB議長が経済見通しと金融政策について講演を行います。FOMC(米連邦公開市場委員会)を2週間後に控えているだけに注意して聴く必要があるでしょう。
クロス円も動き始めました。今月の豪ドル/円とポンド/円のサポートとレジスタンスは、「今日の注目通貨」をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース
5日ドル/円のNY市場の終値は106.95円
4日の終値に比べ0.52円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「晴れ」です。
今日の格言:
『金儲けの楽しみは、その道行きにあるんだよ。ただ株屋の言うことを聞いて買ったり売ったりして、何が面白いもんかね』- 石田禮助(「粗にして野だが卑ではない」城山三郎著)
各国・各通貨トピックス
ドル:
米中貿易協議は10月に再開
カプラン・ダラス連銀総裁「予測されるリスクは下向き」
カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁「政治的圧力に屈したら、それはFRBの仕事ではない」
メスター連銀総裁「投資の弱さが雇用に与える影響を心配」
トランプ米大統領「ファーウェイとは取引しない」
ユーロ:
ビルロワドガロー・フランス中銀総裁「量的緩和、今すぐ再開する必要ない」
ミュラー・ECB(欧州中央銀行)理事会メンバー「ECB債券買い入れの必要ない」
ポンド:
ブレグジット失敗なら、ジョンソン政権は「最短命」内閣に
ブレグジット賛成の英国民のうち、35%は「合意なき離脱」を支持
英国投資に慎重「労働党政権」、「合意なき離脱」どちらもイヤ
その他:
サンフランシスコ市、全米ライフル協会を「国内テロ組織」に認定
屋根裏で30年ぶりに発見の任天堂ゲーム、競売で96万円
NYのビルの名前からトランプの名称外し相次ぐ。「価値下がる」
主要指標終値
本日の注目通貨
豪ドル/円:今週・今月のレンジ予想:64.49円から79.24円
今月のピボットは72.13円。
今年の高値と安値の50%は75.33円
第3レジスタンス:79.24円
第2レジスタンス:77.05円
第1レジスタンス:74.32円
ピボット:72.13円
第1サポート:69.40円
第2サポート:67.21円
第3サポート:64.49円
2019年のこれまでの高値は80.72円、安値は69.94円。
高値と安値の半値(50%)は75.33円。
8月の高値は74.86円、安値は69.94円。
8月の高値と安値の半値(50%)は72.40円。
8月の終値は7月の終値に比べ2.87円の豪ドル安。
8月の値幅は4.92円。
8月の1日の平均値動きは0.96円。
2019年の高値は80.72円(4月17日)、安値は69.94円(8月26日)。
高値と安値の半値(50%)は75.33円。
2019年始値から8月終値までのレンジは10.78円。
2019年始値に比べて8月終値は5.68円の豪ドル安。
ポンド/円:今週・今月のレンジ予想:120.36円から138.37円
今週・今月のピボットは129.46円。
今年の高値と安値の50%は137.71円。
第3レジスタンス:138.37円
第2レジスタンス:135.46円
第1レジスタンス:132.36円
ピボット:129.46円
第1サポート:126.36円
第2サポート:123.45円
第3サポート:120.36円
2019年のこれまでの高値は148.88円、安値は126.55円。
高値と安値の半値(50%)は137.71円。
8月の高値は132.55円、安値は126.55円。
8月の高値と安値の半値(50%)は129.55円。
8月の終値は7月の終値に比べ3.01円のポンド安。
8月の値幅は6.00円。
8月の1日の平均値動きは1.45円。
2019年の高値は148.88円(3月14日)、安値は126.55円(8月12日)。
高値と安値の半値(50%)は137.71円。
2019年始値から8月終値までのレンジは22.33円。
2019年始値に比べて8月終値は10.47円のポンド安。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
6日:米雇用統計、カナダ雇用統計、パウエルFRB議長 発言 など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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