1909 日本ドライケミカル 東証1部

PER(株価収益率)7.1倍、PBR(株価純資産倍率)0.6倍、配当利回り2.7%

 8月9日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+0.5%の17.10億円、経常利益+0.6%の17.50億円の2期連続の増収、増益の見通しです。同社の業容は、機械:防災設備、メンテナンスなどです。

 2013年4月26日の1,495円(分割前2,990円)を戻り高値にして、6月7日の1,025円(分割前2,050円)まで下落。ここから9月24日の1,247円(分割前2,495円)まで自律反発し、その後、下降トレンド(A)へ移行しました。

 この下降トレンド(A)の中で、2016年2月12日の1,002円(分割前2,003円)、6月17日の1,015円(分割前2,030円)と二点底をつけて上昇トレンド(B)へ転換。

 この上昇トレンド(B)の中で2018年1月16日の1,322円(分割前2,645円)まで上昇し、ここから上昇トレンド(B)を下に切って6月1日の1,126円(分割前2,253円)まで下落。その後、再上昇となって10月30日の1,350円の高値をつけました。

 ここをピークに下降トレンド(C)へ転換し、この中で2019年3月28日の1,052円、5月10日の1,053円とダブル底をつけて反発しています。

6474 不二越 東証1部

PER(株価収益率)9.8倍、PBR(株価純資産倍率)0.9倍、配当利回り2.4%

 7月4日発表の2019年11月期本決算予想は、2018年11月期比で営業利益+11.1%の170億円、経常利益+11.5%の155億円の増収、増益の見通しです。

 2016年7月8日の2,570円(併合前257円)を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2018年1月15日の8,500円(併合前850円)の高値をつけました。

 ここをピークにして下降トレンド(B)へ転換し、12月25日の3,545円で当面の底打ちとなり、緩やかな短期の上昇トレンド(C)へ移行。

 この中で2019年4月19日に5,530円の戻り高値をつけ、急反落。上昇トレンド(C)を切って6月3日に3,980円をつけ、7月25日に4,820円まで上昇後、再下落。8月13日に3,985円まで下げ、ダブル底の形を作って、8月23日に4,275円で短期の買い転換となっています。

 日経平均株価の上昇が継続すれば、反発が続くところですが、現在、相場は不透明感を伴っていますので、リスクを少なくする投資を心がけた方が良いでしょう。

1815 鉄建建設 東証1部

PER(株価収益率)7.5倍、PBR(株価純資産倍率)0.7倍、配当利回り3.1%

 8月8日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+9.6%の83億円、経常利益+19.7%の82億円の増収、増益の見通しです。

 2014年9月2日の5,340円(併合前534円)をピークに下降トレンド(A)へ転換し、この中で2016年2月12日の2,140円(併合前214円)で底打ちとなりました。

 ここを安値に上昇トレンド(B)へ移行し、この中で2017年11月8日の3,880円(併合前388円)を高値に下降トレンド(C)へ転換し、2018年12月25日の2,296円の安値をつけました。

 この2,296円を安値にして、短期の上昇トレンド(D)へ移行し、2019年6月19日に3,070円の戻り高値をつけて、8月26日の2,520円まで下げ、短期の買い転換となっています。

4231 タイガースポリマー 東証1部

PER(株価収益率)4.9倍、PBR(株価純資産倍率)0.3倍、配当利回り3.3%

 8月6日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+25.9%の29億円、経常利益+16.0%の30億円の増収、増益見通しです。

 2012年10月15日の258円を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて急上昇となり、2015年6月4日の909円の高値をつけました。

 ここを当面のピークにして下降トレンド(B)へ転換し、この中で2016年7月8日の475円まで下落しました。ここから9月30日の717円まで反発後、11月9日の631円まで押し目を入れ、上昇トレンド(C)へ移行しました。

 この上昇トレンド(C)の中で2018年1月24日の960円の高値をつけて、ここをピークに下降トレンド(D)へ転換。

 この下降トレンド(D)の中で12月26日の538円まで下落後、反発してもみ合い、2019年2月26日の641円、5月9日の639円と二山形成後、下落となって、12月26日の538円を切って、2016年7月8日の475円からの上昇の全値押しに向かっています。

1429 日本アクア 東証1部

PER(株価収益率)19.4倍、PBR(株価純資産倍率)2.9倍、配当利回り2.4%

 8月8日発表の2019年12月期本決算予想は、2018年12月期比で営業利益+20.0%の12億円、経常利益+83.2%の14億円の増収、増益の見通しです。2月8日時点、5月10日時点の見通しと変わりません。同社の業容は、建設:戸建住宅向け断熱材、建築物向け断熱材などです。主力の断熱材が戸建住宅向けで好調。五輪需要やゼネコンからの受注も増加し、8月8日発表の2019年12月期の中間決算は大幅な増収、増益です。

 2016年2月12日の256円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年6月28日の583円、2018年2月13日の560円と二山形成後、いったん下降トレンド(B)へ転換し、上昇トレンド(A)を下に切って、7月2日の325円、11月19日の318円、12月25日の325円と三点底をつけて、上昇トレンド(C)へ移行しました。

 この中で3月4日の629円まで大幅上昇し、6月3日の433円まで押し目を入れて再上昇し、7月11日に671円の高値更新となりました。