本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは107.71円
↓下値メドは105.15円
今朝の天気マークは「晴れ」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
週末だからこそ、注意!
ドル/円は金曜日に大きく動くことが多いのです。7月と8月の金曜日を振り返ってみると、7回のうち5回は1ドル=0.80円以上動いています。ドル/円の1日平均値動きは0.52円なので1.5倍以上の変動ということになります。
週末にかけては重要指標の発表が集中するせいもありますが、それにトランプ米大統領の発言が重なってマーケットがさらに動きやすくなるようです。8月の金曜日をざっと振り返ってみると、
8月2日:トランプ大統領が中国に対する制裁関税「第4弾」を発動すると表明、中国側が対抗措置を取る姿勢を示す。
8月9日:トランプ大統領が「9月の中国との会合はキャンセルもあり得る」と述べ、米中貿易戦争エスカレートの懸念高まる。
8月23日:中国政府が米国による制裁関税「第4弾」への報復として、米国からの輸入品約750億ドル相当に対し、9月1日から5~10%の追加関税を課すと発表。
など、8月は特に米中貿易摩擦に関する重要な発言が金曜日に集中しました。今日は金曜日で、しかも月末。来週月曜日はNY市場が休場ということもあり、不意な動きに絡まれないように気をつけたいと思います。
毎ヨミ!FXトップニュース
29日ドル/円のNY市場の終値は106.52円
28日の終値に比べ0.47円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「晴れ」です。
今日の格言:
計画を立てるとき、私以上に小心な人間はいないだろう。しかし決断したら全てを忘れ、その決断を成功させること以外は考えない。-ナポレオン
各国・各通貨トピックス
ドル:
ムニューシン米財務長官「50年債や100年債など、超長期債の発行を真剣に検討」
デイリー・サンフランシスコ連銀総裁「金融政策については現在『様子見』」
ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁「利下げに消極的だった」
ブラード・セントルイス連銀総裁「貿易戦争は米国内よりも国外への影響が大きい」
北の新型潜水艦が試射準備か
ユーロ:
イタリア大統領、コンテ前首相に政権樹立を指示
ドイツ連銀「現時点では財政出動は必要ない」
ドイツ最大野党、「減税含めた景気対策、一刻も早く実施する必要」
豪ドル:
RBA副総裁「豪ドルは更に下げる可能性も」
RBA副総裁「豪ドルの下落は豪経済の助けとなる」
その他:
世界のバナナが絶滅危機。コロンビア政府が緊急事態宣言
Forever 21が破産申請を準備
共同創設者ウォズニアック氏「アップルはとうの昔に分割されるべきだった」
プーチン大統領とエルドアン大統領が仲良くアイスを買い食い。ロシアの航空ショー
トランプ大統領「ハリケーンへの核爆弾投下」を提案?
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:反発、106円台後半
米中貿易戦争激化の不安が広がるなかで始まった今週のマーケットでしたが、中国が「米国との冷静な交渉を通じて貿易紛争を解決する意志がある」と冷静な対応をしたことで、パニックは拡大することなく収束に向かいました。延期が噂されていた米中貿易協議が予定通り9月に行われるというニュースもマーケットを安心させました。ドル/円は東京時間に1ドル=105.83円まで下押しする場面があったものの、NY時間午後にかけて上値を伸ばし106.68円まで上昇。
貿易協議再開が大きな希望のように思ってしまいますが、実際は何も進んでいないし、今後決着する保証もありません。この日のドル/円は反発しましたが、107円を超えるためには、もっと具体的な材料が必要です。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
30日:欧州失業率、欧州HICP、カナダGDP、米個人消費支出 など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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