本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは106.89円
↓下値メドは105.14円
今朝の天気マークは「晴れ」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
今週になって堅調に上値を伸ばしていたポンドが、この日突然急落。
英議会では今週、「合意なき離脱」を阻止するために野党が手を組むと発表があったばかりで、これがポンド買い材料になっていました。ところが、この動きを封じるために、ジョンソン首相はEU(欧州連合)離脱期限日直前の10月まで英議会を閉鎖することを決定。ポンドが売られました。
議会を停会させる間にジョンソン首相はEU側とアイルランドのバックストップ問題について再交渉する計画です。とはいえ、新しい案があるわけではなく、EUは再交渉しないといっています。
英議会は、最後の手段としてジョンソン首相に対する不信任投票、前倒し総選挙という手段に訴えることになります。ただ代わりに誰を首相に推すのかなど問題も多く、結局時間切れになりそうです。「合意なき離脱」のリスクはここにきてさらに高まっています。
毎ヨミ!FXトップニュース
28日ドル/円のNY市場の終値は106.05円
27日の終値に比べ0.30円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「晴れ」です。
今日の格言:
先んずれば人を制す
=Take the lead, and you will win.
各国・各通貨トピックス
ドル:
トランプ米大統領「イラン大統領との会談に前向き」
イラン「米国と首脳会談の可能性ない」
中国、米海軍艦艇の青島寄港を拒否
パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長「金融政策は前代未聞の状況に直面している」
米国、「ドル高政策」を放棄の可能性も
円:
年金、68歳まで働く必要
米が日本への弾道弾迎撃ミサイル売却を承認 約3,500億円相当
トヨタとスズキが資本提携
ポンド:
ジョンソン英首相、議会の停会を検討。英議会は不信任投票か
ジョンソン英首相「ブレグジット、EUとの合意はかなり難しい」
混乱回避のため、ブレグジット翌日の11月1日を銀行休日にすることも検討
カーニーBOE総裁「マイナス金利は選択肢にない」
豪ドル:
RBA(オーストラリア準備銀行)副総裁「政策金利の下限は0%から0.5%くらい」
その他:
映画描写巡って、ブルース・リーの娘がタランティーノ監督に謝罪を要求。
高齢者の健康増進のために「ポケモンGO」。スペインなどの町で
ネズミがポルシェ内部に棲みついて修理代が100万円超
主要指標終値
本日の注目通貨
ポンド/ドル、ポンド/円:これだけある!ポンド売り材料
- 英議会再開は9月3日。しかし9月9日から10月13日まで停会決定。
- 迫る「合意なき離脱」のリスク(離脱日10月31日)
- ジョンソン首相に対する不信任投票、前倒し総選挙による政治的混乱
- ジョンソン首相のイランに対する強硬姿勢でホルムズ海峡の緊張
- コービン労働党党首が首相になった場合、ブレグジット以上のリスク?
- コービン氏は社会主義者、銀行や鉄道の国有化を主張。
- 合意なき離脱を見越して企業投資が縮小傾向
- 合意なき離脱なら物流が混乱、英国で一時的な食糧危機も
- ポンド安で英国のインフレ率が上昇。BOEは利上げを検討。
28日(水曜)のポンド/円は130.08円が高値。ロンドン時間朝にジョンソン首相が英議会停会とのニュースで128.46円まで下落。ただその後は戻して終値は129.50円。
ドル/円:106円で踏みとどまる
28日(水曜)のドル/円は105円後半で下げ渋りNY時間午後には106.23円まで反発。株価再暴落の懸念は、まだくすぶっていますが、ダウ平均株価の反発や原油先物の上昇もあって支えられ、105円割れは回避しました。チャートを見ると105.60円から105.65円にサポートゾーンが形成されています。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
29日:ドイツ失業率、ドイツCPI、米GDP など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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