本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは107.08円
↓下値メドは105.51円
今朝の天気マークは「雨」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
今夜はFOMC
20日のドル/円は、106円台で足固め中。ただ107円を狙うほどの勢いはなく、レンジを抜けられない取引が続いています。
一方、クロス円は活発。トルコリラは、南アランドに比べると堅調だったのですが、トルコ中銀(CBRT)が、民間銀行の支払い準備金率を融資の伸びなどに応じて緩和する方針を発表してから急落。リラ相場が落ち着くたびにトルコ中銀が景気刺激策を打ち出すので、安心してトルコリラを買えない状況で、この日は18.44円まで下げて今月の安値を更新しました。トルコ中銀が真剣に財政改革に取り組むつもりがあるのか、マーケットは不安に思っています。
ポンド/円は、ブレグジットのニュースで急反発。128円前半から129.62円まで上昇しました。英のEU(欧州連合)離脱において最大の難問といえるアイルランドのバックストップ問題に関して、メルケル首相が現実的な解決手段について検討することを約束したことが、ポンド買いにつながりました。ただし、離脱協定の条件を変更するわけではなく、なんらかの政治的宣言にとどまる模様。22日には英仏首脳会談が予定されています。
豪ドル/円は底固い状況。この日発表されたRBA(豪準備銀行)議事録は全体的に慎重なトーンでしたが、「経済リスクは中長期的にはより均衡に向かう」との見通しも示されて、悲観論が少し後退しました。RBAの利下げはいったん終了との見方も一部にでています。
ドル/円が動かずクロス円が動いていることは、ドル相場から欧州通貨やオセアニア通貨にマーケットの目が向いているということです。ただ今夜はFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録公表もあるので、ふたたびドル相場に戻るかもしれません。豪ドル/円、ポンド/円、トルコリラ/円の上下のメドは「今日の注目通貨」をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース
20日ドル/円のNY市場の終値は106.23円
19日の終値に比べ039円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「雨」です。
今日の格言:
いつだってうつむいてはいけない。いつも頭を高くあげていなさい。世の中を真正面から見つめなさい。-ヘレン・ケラー
=Never bend your head. Always hold it high. Look the world straight in the eye.
各国・各通貨トピックス
ドル:
ロス米商務長官「ドル高は非常に不快」
ペンス米副大統領「香港で暴動が起こるのであれば、通商交渉合意は難しい」
ローゼングレン米ボストン連銀総裁「利下げをし過ぎるのも負担」
米国人の対中感情が大幅に悪化。60%以上が「好きではない」
NY原油先物:
サウジアラビアのシャイバ油田がドローン攻撃を受ける
ユーロ:
イタリアのコンテ首相が辞任で連立政権崩壊。総選挙は回避の方向
ドイツのリセッション入りほぼ確実か。4-6月期GDP(国内総生産) ▲0.1%
景気後退リスクでドイツが財政赤字予算を検討
レーンECB(欧州中央銀行)専務理事「ECBは市場の期待を上回らないといけない」
ミューラーECB専務理事「ユーロ圏のインフレは低過ぎる」
ポンド:
22日に英仏首脳会談。ブレグジットが主要議題
スコットランド、英国からの独立賛成派が多数に
カーニーBOE(イングランド銀行)総裁「合意なき離脱はインフレを誘発する」
合意なき離脱をした後に総選挙の可能性も。英国はさらに迷走か
ジョンソン首相、イランに対して強硬姿勢強める可能性
豪ドル:
RBA議事録:「必要であれば追加緩和も検討」、「低金利は長期に渡って続くだろう」
トルコリラ:
トルコ中銀の支払い準備率変更でトルコリラが下落
その他:
注文したサンドイッチが遅いことに腹を立てウェイターを射殺 = フランス
ブルース・リー(李小龍)の自宅が取り壊しの危機
フィジー首相、高圧的な態度をとった豪首相を「無礼」と非難
主要指標終値
本日の注目通貨
豪ドル/円:今週のレンジ予想:68.97円から75.07円
今週のピボットは71.97円。
今年の高値と安値の50%は75.72円
第3レジスタンス:75.07円
第2レジスタンス:74.00円
第1レジスタンス:73.04円
ウィークリー・ピボット:71.97円
第1サポート:71.00円
第2サポート:69.93円
第3サポート:68.97円
8月のこれまでの高値は74.86円、安値は70.73円。
高値と安値の半値(50%)は72.79円。
先週の終値はその前の週に比べ0.40円の豪ドル高。
先週の値幅は2.04円。
1日の平均値動きは1.16円。
2019年のこれまでの高値は80.72円、安値は70.73円。
高値と安値の半値(50%)は75.72円。
ポンド/円:今週のレンジ予想:124.25円から133.32円
今週のピボットは128.43円。
今年の高値と安値の50%は137.71円。
第3レジスタンス:133.32円
第2レジスタンス:131.45円
第1レジスタンス:130.30円
ウィークリー・ピボット:128.43円
第1サポート:127.28円
第2サポート:125.40円
第3サポート:124.25円
8月のこれまでの高値は132.55円、安値は126.55円。
高値と安値の半値(50%)は129.55円。
先週の終値はその前の週に比べ3.02円のポンド高。
先週の値幅は3.02円。
1日の平均値動きは1.58円。
2019年のこれまでの高値は148.88円、安値は126.55円。
高値と安値の半値(50%)は137.71円。
トルコリラ/円:今週のレンジ予想:18.11円から19.87円
今週のピボットは18.95円。
今年の高値と安値の半値(50%)は19.31円。
第3レジスタンス:19.87円
第2レジスタンス:19.53円
第1レジスタンス:19.28円
ウィークリー・ピボット:18.95円
第1サポート:18.70円
第2サポート:18.36円
第3サポート:18.11円
8月のこれまでの高値は19.57円、安値は18.44円。
高値と安値の半値(50%)は19.01円。
先週の終値はその前の週に比べ0.17円のトルコリラ安。
先週の値幅は0.59円。
1日の平均値動きは0.35円。
2019年のこれまでの高値は21.15円、安値は17.48円。
高値と安値の半値(50%)は19.31円。での高値は127.50円、安値は117.20円。
半値レベルは122.35円。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
21日:FOMC議事録、南アCPI、カナダCPI など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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