本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは107.66円
↓下値メドは104.34円
今朝の天気マークは「雨」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
逃げろ!
米中貿易戦争の一時休戦による「リスクオン」はたった1日ももたず、さらに深い「リスクオフ」がやってきました。ダウ平均株価がNY市場で800ドルを超す暴落。構成銘柄全てが下落、下げ幅は今年最大となりました。
米10年債利回りがついに1.6%を下回り、2007年以来12年ぶりに2年債利回りを下回ったことがきっかけ。この2s10sスプレッドの逆転現象(逆イールド)は、米景気がリセッションに入るサインといわれています。米中貿易協議の合意をマーケットが悲観視していることを表しています。
FRB(米連邦準備制度理事会)の9月利下げを100%織り込んだうえでなおNY株が大幅下落したということは、金融政策ではなく貿易戦争に問題があると思うのですが、トランプ大統領はFRBの努力が足りないからだと怒りのツイート。もし株価下落のスピードが止まらなければ、今月緊急利下げの可能性も否定できません。
14日(水曜)のドル/円は、106.75円をトップに値を下げ続けると欧州時間には106円を割り、米長期金利に連れて105.64円まで売られました。もっとも米長期金利の下げ幅やNY株暴落の割には平静といえます。一方で107円はさらに遠くなったイメージ。
豪ドル/円、ポンド/円、トルコリラ/円の週末までの上下のメドは「今日の注目通貨」をご覧ください
毎ヨミ!FXトップニュース(8月14日)
14日ドル/円のNY市場の終値は105.90円
13日の終値に比べ0.84円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「雨」です。
今日の格言:
人生はどちらかしかありません。勇気をもって挑むか、棒にふるか - ヘレン・ケラー
=Life is a daring adventure or nothing at all.
各国・各通貨トピックス
ドル:
トランプ大統領「パウエルFRB議長は何もわかっていない」
トランプ大統領「米国の問題は金融問題だ」
トランプ大統領「FRBは非常に動きが遅くお粗末だ」
イエレン議長「逆イールド現象は良い兆候ではないが、景気後退の可能性低い」
円:
外務省が香港渡航に危険情報
原油先物価格:
下落。EIA石油在庫統計、原油は158万バレルの積み増し
その他:
名前を呼ばれても知らん顔の猫、分かっていて無視? 検証実験で判明
スコットランドの大学がウイスキーの偽物見分ける「人工の舌」を開発
NZの海岸にコカイン2億円相当が漂着
主要指標終値
本日の注目通貨
豪ドル/円:今週のレンジ予想:68.72円から74.66円
今週のピボットは71.71円。
今年の高値と安値の50%は75.72円
第3レジスタンス:74.66円
第2レジスタンス:73.69円
第1レジスタンス:72.68円
ウィークリー・ピボット:71.71円
第1サポート:70.70円
第2サポート:69.73円
第3サポート:68.72円
8月のこれまでの高値は74.86円、安値は70.73円。
高値と安値の半値(50%)は72.79円。
ポンド/円:今週のレンジ予想:122.92円から132.19円
今週のピボットは128.04円。
今年の高値と安値の50%は137.93円。
第3レジスタンス:132.19円
第2レジスタンス:131.12円
第1レジスタンス:129.10円
ウィークリー・ピボット:128.04円
第1サポート:126.01円
第2サポート:124.95円
第3サポート:122.92円
8月のこれまでの高値は132.55円、安値は126.55円。
高値と安値の半値(50%)は129.55円。
先週の終値はその前の週に比べ2.57円のポンド安。
先週の値幅は3.09円。
1日の平均値動きは1.62円。
2019年のこれまでの高値は148.88円、安値は126.55円。
高値と安値の半値(50%)は137.71円。
トルコリラ/円:今週のレンジ予想:18.31円から20.02円
今週のピボットは19.13円。
今年の高値と安値の半値(50%)は19.31円。
第3レジスタンス:20.02円
第2レジスタンス:19.70円
第1レジスタンス:19.45円
ウィークリー・ピボット:19.13円
第1サポート:18.88円
第2サポート:18.56円
第3サポート:18.31円
8月のこれまでの高値は19.57円、安値は18.61円。
高値と安値の半値(50%)は19.09円。
先週の終値はその前の週に比べ0.06円のトルコリラ高。
先週の値幅は0.57円。
1日の平均値動きは0.33円。
2019年のこれまでの高値は21.15円、安値は17.48円。
高値と安値の半値(50%)は19.31円。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
15日:豪雇用統計、米小売売上高、米鉱工業生産 など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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