2925 ピックルスコーポレーション 東証1部

PER(株価収益率)13.5倍、PBR(株価純資産倍率)1.2倍、配当利回り1.3%

 6月25日発表の2020年2月期本決算予想は、2019年2月期比で営業利益+12.1%の15.80億円、経常利益+11.4%の17.39億円の3期連続の増収・増益の見通し。同社の業容は食料品:浅漬他製品、漬物他商品。

 2016年2月12日の905円の安値から上昇トレンド(A)を形成し、この中で2018年10月16日の2,498円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ移行しました。

 この下降トレンド(B)の中で上昇トレンド(A)を切って、今年3月25日に1,832円の安値をつけ、4月10日の2,298円まで上昇。下降トレンド(B)の上値斜線にアタマを抑えられ6月4日の1,840円まで下落。

 しかし、ここから急上昇となって7月8日の2,540円と高値更新となって、その後、調整入りとなっています。

4404 ミヨシ油脂 東証1部

PER(株価収益率)9.8倍、PBR(株価純資産倍率)0.5倍、配当利回り3.7% 

 5月10日発表の2019年12月期本決算予想は、2018年12月期比で営業利益+35.6%の10.10億円、経常利益+17.5%の11.10億円の増収・増益の見通し。

 2012年11月13日の940円(併合前94円)を安値に、アベノミクス相場にサポートされて急騰し、2013年1月28日の2,200円(併合前220円)まで2カ月強で2.3倍化となりました。

 ここをピークに2月15日の1,600円(併合前160円)まで押し目を入れた後、2月20日の1,810円(併合前181円)まで自律反発し、6月7日の1,260円(併合前126円)まで下げました。

 ここから1,800円を高値とし、1,260円を安値とする下降トレンド(A)を形成しています。この中で2018年4月27日の1,461円の戻り高値から角度の大きい短期の下降トレンド(B)を形成。大きな下降トレンド(A)の下値ラインにサポートされる形で12月26日の987円で当面の底打ちとなって、緩やかな上昇トレンド(C)へ移行しています。

6741 日本信号 東証1部

PER(株価収益率)13.0倍、PBR(株価純資産倍率)0.9倍、配当利回り2.4%

 5月7日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+7.1%の75億円、経常利益+7.6%の85億円の2期連続の増収・増益の見通し。

 2012年11月13日の429円を底値に、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を作り、その中で2015年5月28日の1,380円、11月30日の1,418円と二山形成。

 その後、急落となって上昇トレンド(A)を下に切り、2016年2月22日の791円の安値をつけた後、もみ合って6月28日の739円、9月20日の798円と三点底を作りました。ここからの反発で2017年11月6日の1,296円まで上昇。

 チャートの形としては、下値ライン(B2)を776円水準とし、上値を1,418円からの下降ライン(B1)とする直角三角形の保ち合い(B)の形となりました。

 この中で2018年12月25日の793円を安値に反発となり、三角保ち合いの上値ライン(B1)を突破。今年7月4日に1,287円まで上昇し、日経平均の急落にツレ安しているところです。

6070 キャリアリンク 東証1部

PER(株価収益率)26.4倍、PBR(株価純資産倍率)2.2倍、配当利回り1.7%

 7月5日発表の2020年2月期本決算予想は、2019年2月期比で営業利益+125.7%の4.23億円、経常利益+44.5%の4.19億円の増収・増益の見通し。

 2014年5月16日の233円(分割前465円)を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2015年8月18日の1,320円(分割前2,640円)の高値をつけ、ここをピークにいったんの急落調整となりました。

 急落後2016年1月21日の675円(分割前1,350円)、2月12日の680円(分割前1,360円)と二点底をつけて反発し、4月19日の997円(分割前1,994円)を戻り高値に下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、2018年12月25日の286円で底打ちとなり、短期の上昇トレンド(C)へ移行し、今年5月15日の391円を安値に急伸し下降トレンド(B)を上に抜けて、7月29日の649円まで上昇し押し目を形成しています。

8014 蝶理 東証1部

PER(株価収益率)7.0倍、PBR(株価純資産倍率)0.8倍、配当利回り3.9%

 7月24日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+3.1%の83億円、経常利益+3.9%の9億円と4期連続の増収・増益の見通し。同社の業容は卸売業:繊維、化学品、機械など。

 2016年6月24日の1,210円を安値とする上昇トレンドの中で、2017年5月9日の2,110円の高値をつけ、4月14日の1,850円を安値とする下値を切り上げる直角三角形(B)を形成しました。

 そして、ほぼ煮詰まってきたところの12月15日の2,119円の高値から反落となって直角三角形の持ち合いを下放れし、2018年2月6日の1,816円まで下落しました。

 ここから大きな上下動の動きとなり、4月17日の2,118円、7月26日の2,190円、10月3日の2,147円と三点天井をつけて急反落となり、今年2月8日の1,475円で底打ちとなりました。

 その後は、1,491~1,690円のボックス相場となっていましたが、5月14日の1,487円の安値からの上昇でボックスを上放れて7月4日に1,825円まで上昇しました。その後は、日経平均の急落で大きくツレ安しています。