本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは107.42円
↓下値メドは104.73円
今朝の天気マークは「雨」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
貿易戦争、さらにエスカレート
米中貿易摩擦が急速に深刻化するなかで、NY株式市場では、ダウ平均株価が一時900ドルを超える大暴落。FRB(米連邦準備制度理事会)の利下げ期待だけでは支えられない状況にきているようです
トランプ米大統領は、中国からの輸入品3,000億ドル(約32兆円)に対して10%の追加関税を課すと表明しました。今回は中国が即座に反応して、米国からの農産品の購入を一時停止すると決定。アップルなどサプライチェーンに(部品供給網)を狙って中国が報復関税を仕掛けるとの思惑も広がり、ハイテク株が下げました。そうなればトランプ大統領は、関税率を25%までフルに引き上げる可能性があります。
為替マーケットでは、中国人民元が金融危機の起きた2008年5月以来、11年ぶりの安値を記録。これをトランプ大統領は「為替操作」だと咬みつき、ドル高防止の「ドル売り為替介入」さえ検討しているといわれています。
マネーは、セーフヘブンといわれる円やスイスフラン、ゴールドへと逃避。日銀やSNB(スイス国立銀行)は、トランプ大統領の「為替操作」のレーダーにひっかからないように静かにしているしかないだろうと、マーケットがドル/円やドル/スイスの売りを強めています。
今週のドル/円、ユーロ/ドル、そしてユーロ/円の上下のメドは「今日の注目通貨」をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース(8月5日)
5日ドル/円のNY市場の終値は106.00円
2日の終値に比べ0.59円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「雨」です。
今日の格言:
偉大な人間はアイディアについて話し、凡庸な人間は出来事について話し、狭量な人間は人々について話す
=Great minds discuss ideas; Average minds discuss events; Small minds discuss people.
各国・各通貨トピックス
ドル:
FRB(米連邦準備制度理事会)の9月利下げ100%。対中関税発動なら
NY連銀ナウキャストGDP(国内総生産)、7-9月期を1.56%へ下方修正
ローゼングレン・ボストン連銀総裁「緩和する明らかで説得力のある理由はない」
トランプ大統領、ラトクリフ議員の指名撤回 国家情報長官の後任人事
トランプ大統領、北朝鮮のミサイル発射実験を「問題視せず」
中国人民元:
人民元、11年ぶりの安値。リーマンショック以来
香港でスト開始、航空便100便以上に影響
中国政府、米国からの農産品の購入の一時停止を発表
ユーロ:
ユーロ圏とスイスの経済格差が拡大。ユーロがスイスで下落
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:今週のレンジ予想:102.82円から111.24円
今週のピボットは107.47円。
2019年の高値と安値の半値(50%)は108.20円。
第3レジスタンス:111.24円
第2レジスタンス:110.28円
第1レジスタンス:108.43円
ウィークリー・ピボット:107.47円
第1サポート:105.63円
第2サポート:104.67円
第3サポート:102.82円
8月のこれまでの高値は109.31円、安値は105.53円。
高値と安値の半値(50%)は107.42円。
先週の終値はその前の週に比べ2.08円のドル安/円高
先週の値幅は2.81円
1日の平均値動きは1.56円。
2019年のこれまでの高値は112.40円、安値は104.01円。
半値レベルは108.20円。
ユーロ/ドル:今週のレンジ予想:1.0899ドルから1.1304ドル
今週のピボットは1.1098ドル。
2019年の高値と安値の半値(50%)は1.1298ドル。
第3レジスタンス:1.1304ドル
第2レジスタンス:1.1233ドル
第1レジスタンス:1.1169ドル
ウィークリー・ピボット:1.1098ドル
第1サポート:1.1034ドル
第2サポート:1.0963ドル
第3サポート:1.0899ドル
8月のこれまでの高値は1.1228ドル、安値は1.1027ドル。
高値と安値の半値(50%)は1.1128ドル。
先週の終値はその前の週に比べ22ポイントのユーロ安/ドル高。
先週の値幅は135ポイント。
1日の平均値動きは58ポイント。
2019年のこれまでの高値は1.1570ドル、安値は1.1027ドル。
半値レベルは1.1298ドル。
ユーロ/円:今週のレンジ予想:114.19円から123.52円
今週のピボットは119.34円。
2019年の高値と安値の半値(50%)は122.35円。
第3レジスタンス:123.52円
第2レジスタンス:122.45円
第1レジスタンス:120.41円
ウィークリー・ピボット:119.34円
第1サポート:117.30円
第2サポート:116.23円
第3サポート:114.19円
8月のこれまでの高値は120.71円、安値は117.68円。
高値と安値の半値(50%)は119.19円。
先週の終値はその前の週に比べ2.55円のユーロ安/円高。
先週の値幅は3.11円。
1日の平均値動きは1.32円。
2019年のこれまでの高値は127.50円、安値は117.20円。
半値レベルは122.35円。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
6日:RBA政策金利、豪貿易収支 など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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