本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは108.85円
↓下値メドは107.47円
今朝の天気マークは「晴れ」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
まだドル高、円高のイメージ
23日(火)のドル/円は円安。米議会で債務上限の適用を2年間停止することで与野党が合意、米政府機関の閉鎖はしばらく回避されることになり、この問題に煩わされなくてすむことになってドル買いが活発に。NY時間には米国の貿易担当相が来週訪中すると報じられ、米中貿易問題打開の期待もあって、ドル/円は108.29円まで上昇しました。
戻り売りスタンスのトレーダーは、やや売り負けているようですが、かといって、まだ積極的にドル/円買うイメージではありません。債務上限適用の先延ばしによって米国の財政悪化は確実。米中貿易交渉再開の期待はありますが、進展したわけではありません。
マーケットではユーロ/円豪ドル/円などが下落。ドル/円が連れて円高に動く可能性もあると考えます。ポンド/円は、離脱強硬派の「英国のトランプ」ジョンソン次期首相の発言で動きそう。トルコではエルドアン大統領が「金利を大きく引き下げる」と宣言していましたが、トルコ中銀は明日利下げを発表する予定。
週末にむけた豪ドル/円、ポンド/円、トルコリラ/円のサポートとレジスタンスは「今日の注目通貨」をご覧ください。
今週のハイライトは明日(25日)のECB(欧州中央銀行)理事会ですが、その前にドイツ、欧州の7月PMI(購買担当者景気指数)が今夕発表されます。PMIはECBも注視している景気指数。PMIの推移を見ると、製造業、サービス業ともここ数ヵ月は横ばいで安定しています。とはいえ、製造業PMIは景気の分かれ目である50を下回ったままなので、ECBが明日の理事会で利下げを含めた緩和策を発表するという方向が変わることはないでしょう。ヨーロッパでは熱波の影響でライン川の水位が急速に下がり、輸送船の積荷制限などでドイツの物流に深刻な影響が出始めています。
毎ヨミ!FXトップニュース(7月23日)
23日 ドル/円のNY市場の終値は108.21円
22日の終値に比べ0.34円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「晴れ」です。
今日の格言:
大きな集団の尻につくより頭になれ
= Better be the head of a cat than the tail of a lion.
各国・各通貨トピックス
ドル:
米債務上限引き上げで与野党が合意。財政悪化は確実
米貿易交渉担当者が来週29日中国を訪問
ポンペオ国務長官「米国はイランとの戦争を望まない」
トランプ氏がジョンソン次期首相に祝福ツイート「彼は偉大になるだろう」
ブラード・セントルイス連銀総裁「今月のFOMC(米連邦公開市場委員会)では0.25%の利下げを予想」
円:
日本コカ・コーラ、酒類市場に本格参入。10月に酎ハイを販売
ポンド:
ジョンソン首相誕生。EUとは距離置き、トランプ大統領寄りの政権に
ブリハMPC委員「合意なき離脱なら利下げ、合意ある離脱なら利上げ」
第3の勢力、リベラル民主党が支持拡大。EU(欧州連合)残留と第2回国民投票を主張
中国人民元:
ファーウェイが無線通信で極秘に北朝鮮を支援
トルコリラ:
エルドアン・トルコ大統領「金利を著しく引き下げる」
その他:
タピオカティーで糖尿病の危険も。1杯にティースプーン18.5杯の砂糖
イラン、CIAのスパイ17人を拘束、一部に死刑宣告
シリア内戦で、イエス・キリストが使った言葉であるアラム語が消滅の危機
主要指標終値
本日の注目通貨
豪ドル/円:今週のレンジ予想:74.81円から76.92円
今週のピボットは75.83円。
今年の高値と安値の50%は75.99円
第3レジスタンス:76.92円
第2レジスタンス:76.53円
第1レジスタンス:76.022円
ウィークリー・ピボット:75.83円
第1サポート:75.52円
第2サポート:75.13円
第3サポート:74.81円
7月のこれまでの高値は76.28円、安値は75.12円。
高値と安値の半値(50%)は75.70円。
先週の終値はその前の週に比べ0.14円の豪ドル高。
先週の値幅は0.70円。
1日の平均値動きは0.45円。
2019年のこれまでの高値は80.72円、安値は71.26円。
高値と安値の半値(50%)は75.99円。
ポンド/円:今週のレンジ予想:131.79円から137.75円
今週のピボットは134.81円。
今年の高値と安値の50%は139.63円。
第3レジスタンス:137.75円
第2レジスタンス:136.79円
第1レジスタンス:135.76円
ウィークリー・ピボット:135.69円
第1サポート:133.77円
第2サポート:132.82円
第3サポート:131.79円
7月のこれまでの高値は137.79円、安値は133.85円。
高値と安値の半値(50%)は135.82円。
先週の終値はその前の週に比べ0.97円のポンド安。
先週の値幅は1.99円。
1日の平均値動きは0.80円。
2019年のこれまでの高値は148.88円、安値は130.38円。
高値と安値の半値(50%)は139.63円。
トルコリラ/円:今週のレンジ予想:18.38円から19.61円
今週のピボットは18.96円。
今年の高値と安値の半値(50%)は19.31円。
第3レジスタンス:19.61円
第2レジスタンス:19.37円
第1レジスタンス:19.20円
ウィークリー・ピボット:18.96円
第1サポート:18.79円
第2サポート:18.55円
第3サポート:18.38円
7月のこれまでの高値は19.28円、安値は18.66円。
高値と安値の半値(50%)は18.97円。
先週の終値はその前の週に比べ0.21円のトルコリラ高。
先週の値幅は0.41円。
1日の平均値動きは0.24円。
2019年のこれまでの高値は21.15円、安値は17.48円。
高値と安値の半値(50%)は19.31円。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
24日:ドイツ・欧州 製造業、サービス業PMI、南アCPI など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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