7888 三光合成 東証1部

PER(株価収益率)7.2倍、PBR(株価純資産倍率)0.6倍、配当利回り4.0%

 7月3日発表の2020年5月期本決算予想は、2019年5月期比で営業利益+19.8%の27億円、経常利益+11.4%の23億円の増収・増益の見通しです。同社の業容は、化学:成形品、金型です。

 2011年11月22日の136円を安値に反発となってもみ合い、2012年11月中旬のアベノミクス相場にサポートされて上昇を開始し、2013年5月21日の490円の高値をつけました。ここから11月5日の253円まで下げて、下値は緩やかな上昇トレンドとなり、この上では大きな上下動を繰り返しています。

 その後、2016年7月6日の259円を安値に上昇トレンド(B1)を形成していましたが、この中で2017年8月14日の352円を安値に急角度の上昇トレンド(B2)へ移行。2018年2月1日に849円の高値をつけました。

 ここをピークに下降トレンド(C)へ転換。12月25日に283円で底打ちとなってもみ合い、2019年6月4日に305円で二番底をつけて下降トレンド(C)を抜け出し、7月5日に375円で買い転換となっています。

 8897 タカラレーベン 東証1部

PER(株価収益率)6.0倍、PBR(株価純資産倍率)1.0倍、配当利回り4.8%

 5月16日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+29.4%の130億円、経常利益+30.7%の118億円の増収・増益の見通しです。同社の業容は、不動産業:不動産販売、不動産賃貸、不動産管理などです。

 2014年5月1日の277円を安値に上昇を開始し、2015年4月7日の825円、5月26日の832円と二点天井となって反落しました。その後は、8月25日の451円、2016年2月12日の455円とダブル底のような形となって上昇トレンド(A)を形成。

 この中で7月20日に958円の高値をつけて本格調整入りとなりました。11月9日の627円まで下げて2017年1月6日の779円まで自律反発後は、下降トレンド(B)へ転換。

 この下降トレンド(B)の中で、2018年12月25日の269円で当面の底打ちとなり、短期の上昇トレンド(C)へ移行しています。

8999 グランディハウス 東証1部

PER(株価収益率)6.7倍、PBR(株価純資産倍率)0.7倍、配当利回り4.8%

 5月7日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+2.2%の32億円、経常利益+3.4%の34億円の2期連続の増収・増益の見通しです。

 2012年6月5日の150円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。2013年5月8日に529円まで上昇し、ここを当面のピークに調整入りとなりました。2014年10月30日の268円で底打ちとなり、下値を切り上げる上昇トレンド(B)となっています。

 この上昇トレンド(B)の中で2018年1月10日に612円と高値更新となって、ここをピークに下降トレンド(C)を形成。12月25日の351円まで下げて反発し、3月4日の496円まで上昇し、押し目をつけてもみ合い、6月21日に464円で買い転換となり下降トレンド(C)を上に抜けています。

 2768 双日 東証1部

PER(株価収益率)6.0倍、PBR(株価純資産倍率)0.7倍、配当利回り5.0%

 5月8日時点では2020年3月期本決算予想の発表はなし。だたし、当期利益は、2019年3月期比で+2.2%の720億円となっています。

 2012年11月13日の95円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2016年2月12日の192円を安値に、角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンド(B)の中で400円を挟んでボックス相場(C)となり、2018年5月17日の433円、2019年2月14日の434円のダブル天井を作って下放れとなり、5月14日の336円まで下げてもみ合っているところです。

 2654 アスモ 東証2部

PER(株価収益率)12.1倍、PBR(株価純資産倍率)1.5倍、配当利回り1.8%

 5月14日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+0.4%の11.25億円、経常利益+1.1%の11.50億円と4期連続の増収・増益の見通しです。同社の業容は、小売業:経営管理、卸売、給食、介護などです。

 2014年1月28日の2,000円(併合前200円)を高値に、5月19日の790円(併合前79円)まで下落。2,000円を高値、790円を安値とする下向きの先細三角形のもち合い(A)を形成しました。

 この中の煮詰まったところで、2018年12月25日の272円の安値で当面の底打ちとなって、2019年5月14日の328円を2点底にして、下向きの先細三角形(A)を上に抜けて、上昇トレンド(B)へ移行し7月9日の521円で買い転換となっています。