本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは108.37円
↓下値メドは107.23円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
なんとなく、リスクオフ
トランプ米大統領と習主席は貿易協議の再開を約束しました。とはいえ、何か具体的な進展があったのかというと、何も合意していないのです。G20前後で(今のところ)状況は何も変わっていない、むしろこれまでの繰り返しになるリスクのほうが高いともいえます。
ドル/円、ユーロ/円の動きについては「今日の注目通貨」をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース(7月3日)
3日 ドル/円のNY市場の終値は107.83円
2日の終値に比べ0.08円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
ドル:
トランプ大統領「中国や欧州の為替操作に対抗すべき」
6月ADP雇用データ +10.2万人、予想 +14万人
5月米貿易収支▲55億ドル、予想 ▲540億ドル
トランプ米大統領、ウォラー、シェルトン両氏をFRB(米連邦準備制度理事会)理事に指名
シェルトン氏はトランプ派。金本位制復活など異端の考えを持つ人物
NY株式市場:
ダウ平均が最高値、9カ月ぶり更新。
NY原油先物:
EIA石油在庫統計 原油は108.5万バレルの取り崩し
円:
老後2,000万円報告書まとめた担当局長がクビに
ユーロ:
EC(欧州連合)、イタリアの財政規律違反に対して懲戒処分行わない方針
その他:
マカオのカジノ収入が大幅減。中国の景気減速で
アメリカの老夫婦が宝くじで合計28億円稼ぐ。期待値を計算
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:108円に戻れない
3日(水曜日)のドル/円は、東京時間午前に107.53円まで落下。G20後の上昇分を全て消しました。NY時間には107.91円をつけるまで戻しましたが108円には手が届かず。
米長期金利は2.00%割れで終了。NYダウは約9カ月ぶりに過去最高値を更新しましたがドル/円は金利差縮小で上値を伸ばせませんでした。
ドル/円のサポートは107.50円。108円には売りが整列している模様。2019年の高値と安値の半値(50%)は108.20円。この水準より上で足場を固められないうちは、目線は下向き。
独立記念日で今夜のNY市場は休場。明日は米雇用統計の発表。昨日発表されたADP雇用データは予想を下回りました。
ユーロ/円:ラガルド総裁でECBはさらに弱気に
ユーロ/円は121.84円が高値で、121.38円まで下落。
次期ECB(欧州中央銀行)総裁に指名されたラガルドIMF専任理事は、ドラギ総裁の「ハト派」政策を継承者とみられています。それまで、ドイツ連銀総裁でバリバリのタカ派のバイトマン氏が総裁という前提でマーケットが動いていましたが、この人事によってECBの政策はさらに緩和に向かう、もしかするとドラギ総裁の任期中に利下げもあるかもしれないと考えが変わり、それがユーロの頭を押さえています。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
4日:豪小売売上高、スイスCPI、欧小売売上高 など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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