2060 フィード・ワン 東証1部

PER(株価収益率)10.4倍、PBR(株価純資産倍率)1.01倍、配当利回り2.4%

 5月10日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+23.7%の51億円、経常利益+18.7%の53億円と2期連続の増収、増益の見通しです。同社の業容は、食料品:飼料、食品などです。

 2016年6月24日の111円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年10月5日の353円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しています。

 この下降トレンド(B)の中で、2018年5月15日の285円を高値に、急角度の下降トレンド(C)へ移行し、12月25日の160円、2019年5月10日の160円とダブル底をつけ、161~181円のレンジ(D)の中でもみ合って上放れし、6月21日に195円で買い転換となっています。

4633 サカタインクス 東証1部

PER(株価収益率)12.5倍、PBR(株価純資産倍率)0.8倍、配当利回り3.0%

 5月14日発表の2019年12月期本決算予想は、2018年12月期比で営業利益+17.4%の60億円、経常利益+8.5%の75億円の増収、増益の見通しです。同社の業容は、化学:印刷インキ、機材、機能性材料などです。

 2015年8月25日の853円、2016年2月12日の899円を二点底とする上昇トレンド(A)の中で、8月17日の1,105円を安値に急角度の上昇トレンド(B)へ移行。

 この中で2017年10月31日に2,195円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(C)へ転換し、2018年10月30日の1,052円の安値からいったん反発し、11月30日の1,358円まで反発。しかし、2019年2月14日の1,305円を戻りにして再下落となり、5月14日の888円で目先の底打ちとなっています。ここから1,000円をはさんだもみ合いとなって、6月10日に981円で買い転換となっています。

7905 大建工業 東証1部

PER(株価収益率)9.8倍、PBR(株価純資産倍率)1.0倍、配当利回り3.2%

 5月10日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+81.4%の104億円、経常利益+62.3%の111億円の大幅な増収、増益の見通しです。今期は、北米の住宅用木材会社の業績が加わり、前期に発生した調達とシステムトラブルの影響がなくなり、31年ぶりの最高益更新を目指すとのことです。

 2016年2月12日の1,130円(5株を1株に併合前226円)を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2017年11月6日の3,135円、2018年1月23日の3,045円と二点天井となって下落。上昇トレンド(A)を切って、2月13日の2,324円まで下落しました。ここから反発し5月11日の2,844円まで上昇するものの上昇トレンド(A)が上値斜線となって下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、12月25日の1,747円で底打ちとなり、2019年1月28日の1,846円を二点底にして、3月26日の2,292円まで上昇。

 ここからの反落で上昇トレンド(C)にサポートされて5月9日の1,948円まで下げた後、5月10日の決算発表を受けて、6月12日の2,248円まで上昇。しかし、日経平均株価の下落にツレ安する形となっています。

2157 コシダカホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)23.2倍、PBR(株価純資産倍率)4.7倍、配当利回り0.8%

 4月11日発表の2019年8月期本決算予想は、2018年8月期比で営業利益+18.9%の93.45億円、経常利益+13.4%の93.07億円と長期の増収、増益の見通しです。

 チャートでは、2016年10月11日の安値404円(分割前1,616円)からの上昇トレンド(A)の中での動きとなっています。

 この中で、緩やかな上昇トレンド(1)→(2)→(3)となった後、(3)の2017年10月10日の791円(分割前3,165円)の安値から角度の大きい上昇に。その後、2018年3月13日の1,895円(分割前7,580円)の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、8月22日の1,072円まで下落後、2019年1月11日の1,167円を安値に下降トレンド(B)を上に抜けて、4月12日の1,833円まで上昇。ここから6月18日の1,353円まで下落後、6月21日に1,441円で買い転換となっています。上昇トレンド(A)に沿って2018年8月22日の1,072円、2019年1月11日の1,167円、6月18日の1,353円と順上げの三点底の形となっています。

3156 レスターホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)11.7倍、PBR(株価純資産倍率)1.2倍、配当利回り5.2%

 5月13日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+77.5%の80億円、経常利益+54.8%の65億円と3期連続の増収、増益の見通しです。同社の業容は、卸売業:半導体、電子部品、電子機器などです。

 2015年12月1日の2,937円を高値に下降トレンド(A)へ転換し、この中で2016年8月16日の1,427円を安値に上昇トレンド(B)へ転換しました。

 この上昇トレンド(B)の中で、2018年9月25日の2,747円、11月9日の2,667円と二点天井をつけて急落。上昇トレンド(B)を切り、12月25日の1,735円まで下落しました。

 ここを安値にいったん反発し、2019年2月10日の2,100円、4月3日の2,097円とダブル天井に近い形となって、上昇トレンド(B)にアタマを抑えられ再下落(C)となりました。これは、米中貿易戦争が強まり、ファーウェイ禁輸のように中国の半導体関連の業績が不透明となり、ハイテク関連が急落したことに連動して下落しました。29日の米中首脳会談でとりあえず何らかの合意ができるという期待から、半導体関連が反発しました。