4026 神島化学工業 東証2部

PER(株価収益率)11.3倍、PBR(株価純資産倍率)1.1倍、配当利回り2.3%

 6月12日発表の2020年4月期本決算予想は、2019年4月期比で営業利益+11.8%の10.60億円、経常利益+8.9%の10.00億円の2期連続の増収・増益の見通しです。同社の業容はガラス・土石:建材、化成品などです。

 2016年2月12日の366円の安値からの上昇トレンド(A)の中で、2017年5月25日の2,300円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で下げ続け、2018年12月25日の506円で底打ちとなって、短期の上昇トレンド(C)へ移行しています。

 この上昇トレンド(C)の中で、2019年4月15日に905円まで上昇し、5月14日の712円まで押し目を入れて反発。6月13日に880円で買い転換した後、もみ合いに入っています。そのまま上昇すれば見送りとなります。

2001 日本製粉 東証1部

PER(株価収益率)15.4倍、PBR(株価純資産倍率)0.9倍、配当利回り1.8%

 5月10日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+6.9%の120億円、経常利益+3.3%の135億円の2期連続の増収・増益の見通しです。

 2012年10月11日の652円(併合前326円)を安値にアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2016年5月11日の1,734円(併合前867円)の高値をつけました。ここでいったんピークをつけ、6月24日の1,430円(併合前715円)まで下げ、上(1,734円)、下(1,430円)を基点に、緩やかな上昇トレンド(B)へ移行しています。

 この中で2018年9月26日の2,047円の高値をピークにして、緩やかな下降トレンド(C)を形成し、2019年6月17日に1,766円で売り転換となっています。

3865 北越コーポレーション 東証1部

PER(株価収益率)10.4倍、PBR(株価純資産倍率)0.6倍、配当利回り2.1%

 5月17日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+62.9%の165億円、経常利益+38.3%の180億円の増収・増益の見通しです。同社の業容はパルプ・紙:紙パルプ、紙加工、パッケージングなどです。

 2014年10月16日の399円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2015年11月10日の864円の高値をつけて調整入り。そして上昇トレンド(A)を切って2016年2月15日の590円、11月15日の592円とダブル底をつけて反発。2017年6月29日には925円の高値更新となりました。ここをピークに下降トレンド(B)へ転換。

 この中で2018年10月23日の514円、12月25日の478円と二点底をつけて反発し、下降トレンド(B)を上に抜けて、2019年3月26日の674円まで上昇しました。ここをピークに下落となっています。その後、6月3日の519円まで下げて、戻りを試しているところです。

8897 タカラレーベン 東証1部

PER(株価収益率)5.9倍、PBR(株価純資産倍率)1.0倍、配当利回り4.9%

 5月16日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+29.4%の130億円、経常利益+30.7%の118億円の増収・増益の見通しです。同社の業容は不動産:不動産販売、不動産管理などです。

 2014年5月1日の277円を安値に、上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年5月26日の832円まで上昇後、調整入りとなり2015年8月25日の451円、2016年2月12日の455円とダブル底に近い形となって反発。上昇トレンド(B)へ転換しました。

 この上昇トレンド(B)の中で7月20日に958円の高値をつけ、ここをピークに反落となり、2017年4月6日の468円まで下落しました。ここを安値にもみ合うものの、10月13日の557円を高値に下降トレンド(C)へ移行。強力な下値ラインである465円水準を下に切って、2018年12月25日の269円で底打ちとなっています。

 ここからの反発で下降トレンド(C)を上に抜けて、5月22日に386円まで上昇していますが、再度、下値確認に動く可能性があります。

4401 ADEKA 東証1部

PER(株価収益率)9.7倍、PBR(株価純資産倍率)0.8倍、配当利回り3.0%

 5月14日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+0.2%の267億円、経常利益+1.1%の269億円と6期連続の増収・増益の見通しです。同社の業容は化学:化学品、食品などです。

 2015年11月27日の1,887円の高値からの短期の下降トレンド(A)の中で、2016年7月8日の1,158円で底打ちとなり、ここから上昇トレンド(B)に転換。

 この中で2017年9月29日の2,057円、2018年5月22日の2,115円と二点天井を打った後、下降トレンド(C)へ転換しました。

 この下降トレンド(C)の中で、12月25日の1,422円で底打ちして反発。2019年1月22日の1,797円、4月3日の1,720円を戻り高値に、6月3日の1,491円まで下げていったん反発しています。

 日経平均株価の全体は底打ち感が見られないので、もう一度、下値確認があると思われます。