気になるあの本をチェック!
『経済で読み解く日本史(3)文庫版 江戸時代』
答えてくれた人
飛鳥新社 月刊『Hanada』編集部 副編集長 沼尻裕兵さん
著者ってどんな人?
上念司さん
経済評論家。1969年、東京都生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、日本長期信用銀行、臨海セミナーを経て独立。2007年、経済評論家・勝間和代と株式会社「監査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任(現在は代表取締役)。2010年、米国イェール大学経済学部の浜田宏一教授に師事し、薫陶(くんとう)を受ける。金融、財政、外交、防衛問題に精通し、積極的な評論、著述活動を展開している。
編集者から見た著者は、こんな人
上念先生は、こちらがどんな無茶なテーマや企画を提案しても、面白い!と思ってもらえたら必ず期待以上の原稿をくださる方です。物事の本質や読者が疑問に感じる要点を的確につかんでいて、具体的な例や比喩表現などを交えて、分かりやすく丁寧に解説して下さいます。文章も実に明解です。私は毎回原稿を面白く拝読するだけなので編集者は不要かもしれません(笑)。
どんな人におススメ?
本書『経済で読み解く日本史(飛鳥新社)』は歴史や経済の予備知識は一切不要です。これから経済を学びたい人、あるいは歴史に苦手意識を持っている人でも面白くスラスラ読めます。
読み進めていくうちに「歴史力」と「経済力」が同時に身につくので、「もっと経済を勉強したい」「仕事で歴史の教訓を生かしたい」と思っているビジネスパーソンの皆さんに特にお勧めします。
この本の、ここが読みどころ!
歴史と経済は切っても切れない関係なのに、関連性を扱う書籍は少なく、学校教育でも習いません。なぜなのでしょうか?
歴史を動かしてきた最大の要因は経済です。もっと言ってしまえばお金です。さらに言えば「金の恨み」です。恐るべき金の恨みがどう歴史を変えてきたのか、そこから何を学び、どう未来に役立てるべきなのか……全く新しい視点の実践的な日本通史です。 どの巻から読みはじめても面白く、理解できる構成になっていますが、1巻から順に読み進めていただくと歴史の流れと関連性がより一層深く学べます。
図版や地図を多数使用しているのも分かりやすさを倍増させています。 図解を見れば複雑な歴史上の流れも一目瞭然! 歴史嫌いでも理解しやすい一冊です。
編集者の制作秘話
本書では歴史を読み解く上で欠かせない「経済の掟」が何度も出てきます。その中で登場する経済用語については、その都度、繰り返し解説がなされているので自然と頭に入るようになっています(なおかつ忘れない)。
また、歴史を現代に即して身近に感じてもらえるよう、小見出しなどにも「室町時代の失われた20年」「信長の金融政策」「闇金に手を出してしまった島津藩主」などなど、現代でも馴染みのある用語を織り交ぜ、手にとりやすさを心がけました。
シリーズ著書はこちら!
経済で読み解く日本史(1)文庫版 室町・戦国時代 上念司 2019年06月発売/飛鳥新社 700円(税込) |
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経済で読み解く日本史(2)文庫版 安土桃山時代 上念司 2019年06月発売/飛鳥新社 700円(税込) |
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経済で読み解く日本史(3)文庫版 江戸時代 上念司 2019年06月発売/飛鳥新社 700円(税込) |
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経済で読み解く日本史(4)文庫版 明治時代 上念司 2019年06月発売/飛鳥新社 700円(税込) |
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経済で読み解く日本史(5)文庫版 大正・昭和時代 上念司 2019年06月発売/飛鳥新社 700円(税込) |
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【数量限定】経済で読み解く日本史 文庫版5巻セット 上念司 2019年06月発売/飛鳥新社 3,499円(税込) |
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