3826 システムインテグレータ 東証1部

 4月12日発表の2020年2月期本決算予想は、2019年2月期比で営業利益+10.3%の6億円、経常利益+8.3%の6.03億円と3期連続の増収、増益の見通しです。同社の業容は通信:Object、Browser、EC(電子商取引)、オムニチャネルです。

 2016年11月9日の276円(分割前552円)を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年7月5日の477円(分割前955円)を安値に急上昇し、10月17日の1,390円(分割前2,780円)の高値をつけました。

 ここをピークに10月30日の994円(分割前1,988円)まで押し目を入れ、11月2日の1,227円(分割前2,455円)まで自律反発。その後、下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、2019年3月11日の632円まで下落。3月29日の972円まで反発後、再下落となって5月21日の608円まで下げ、もみ合って6月7日に701円で買い転換となっています。

1861 熊谷組 東証1部

 5月13日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+5.8%の280億円、経常利益+5.4%の280億円の2期連続の増収・増益の見通しです。

 2014年9月4日の4,200円(併合前420円)を高値とし、2016年2月29日の2,220円(終値は2,480円)を安値とする大きな三角もちあい(A)の中の動きとなっています。

 この中で2018年7月27日の3,995円を高値に、10月26日の2,765円まで下げました。ここからの反発で12月3日の3,600円、2019年3月4日の3,600円とダブル天井をつけ、5月24日の2,805円まで下落。6月7日に3,045円で買い転換となりました。

 大きな三角もちあい(A)の中で2,800~3,600円のボックス相場となっており、5月24日の2,805円と下限をつけて上限を試しにいく動きとなっています。

5302 日本カーボン 東証1部

 5月10日発表の2019年12月期本決算予想は、2018年12月期比で営業利益+20.1%の197億円、経常利益+18.7%の195億円の3期連続の増収・増益の見通しです。

 2016年8月19日の1,560円(併合前156円)を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2018年10月2日の8,170円の高値をつけました。ここをピークにして急角度の下降トレンド(B)に転換し、2019年1月4日の3,670円でいったん底打ちとなりました。ここから反発し、2月27日の5,760円、4月10日の5,520円と二点天井となって下落し、6月3日に3,855円の安値(二番底)をつけて4,240円で買い転換となっています。

4651 サニックス 東証1部

 5月14日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+56.0%の19.10億円、経常利益+53.1%の18.10億円の増収・増益の見通しです。同社の業容はサービス:SE事業部門、HS事業部門、ES事業部門、環境資源開発事業部門です。

 2014年5月29日の1,637円を高値に大幅下落が続き、2016年2月12日の119円で底打ちとなりました。

 ここから上昇トレンド(A)へ転換するものの戻り弱く、2017年9月5日の388円、2018年6月5日の389円とダブル天井をつけて、7月11日の264円まで下落。その後、反発して7月31日の383円まで戻し、下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で12月25日の159円で当面の底打ちとなって、2019年2月14日の218円まで反発し、3月11日の199円の安値から5月14日の274円まで上昇。

 ここからいったん下落となり、6月3日の201円まで下げてダブル底(1)(2)の形となって、6月11日に226円で買い転換しています。

3630 電算システム 東証1部

 5月8日発表の2019年12月期本決算予想は、2018年12月期比で営業利益+8.5%の18.10億円、経常利益+7.6%の18.50億円の4期連続の増収・増益の見通しです。同社の業容は通信:情報サービス、収納代行サービスです。

 2016年2月12日の1,253円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年12月25日の2,045円の安値から急角度の上昇トレンド(B)へ移行。この中で2019年5月8日の決算発表を受け、この日の終値3,165円から急伸し、5月13日に4,390円まで上昇しました。

 ここをピークにもみ合って5月28日の4,280円を二番天井にして、目先材料出尽くしで下落となっています。いったん下値を確認して再上昇を待つことになります。