本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは110.33円
↓下値メドは108.96円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
ドル/円、上も失敗?レンジは続くよ…
30日(木曜)のドル/円はNY時間に110.92円まで上値を伸ばしましたが、その後109.49円まで反落して終値は109.62円。米中貿易摩擦に関する発言で上下しました。終わってみると110円台も108円台もいったん失敗。レンジを破るには新しい材料が必要です。ドル/円は横ばい状態ですが、ユーロ/ドルはコンスタントに下落。
昨日はトルコリラ/円が大きく動きました。詳しくは今日の注目通貨をご覧ください。
今週の南アランド/円は、フラッシュ・クラッシュ以来の安値を更新して7.32円まで売られましたが、この日は7.53円まで回復。ラマポーザ大統領の新内閣がなんとかスタートして、買戻しが入った模様。
毎ヨミ!FXトップニュース(5月30日)
30日 ドル/円のNY市場の終値は109.62円
29日の終値に比べ0.03円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
ドル:
ペンス副大統領「必要なら対中関税を倍以上にできる」
米国務省「イランが米国の権益を侵すなら、武力行使も辞さない」
米国土安全保障省が警告「中国政府がドローンで情報収集」
米国の第1四半期GDP(国内総生産:改定値)前期比年率+3.1%、予想 +3.1%
ユーロ:
6月ECB(欧州中央銀行)会合、ドラギ総裁はハト派色を一段と強める予想
EU(欧州連合)、イタリアの財政規律違反に対して懲罰手続きを開始
イタリアのサルビーニ副首相、連立政権を離脱か
ポンド:
欧州議会選、「EU離脱」を掲げるブレグジット党が圧勝。保守党は惨敗。
次期英首相選はジョンソン氏とゴーブ氏の一騎打ちか
BOE(英国中央銀行)利上げは2022年末までなし
メキシコペソ:
2019年のインフレ予測を3.4%から3.7%に修正
2020年のインフレ予測を2.7%から3.0%に修正
メキシコ中銀「成長リスクは世界的な貿易紛争とUSMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)批准の遅れ」
その他:
キログラムの定義が130年ぶりに変更される
アメリカの救急車、1回乗るだけで50万円?
コカ・コーラ、世界的な砂糖離れに大苦戦
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:108円も110円も失敗か
FRB(米連邦準備制度理事会)が利上げしないのは、米経済が弱いからではない。米経済は強い、労働市場も強い。インフレ期待が上がらないから利上げしないのだ、NY連銀総裁は述べています。したがって4月の消費者態度指数でインフレ期待が上昇していたことは、FRBの利上げ判断においてとても重要なだといえます。
しかし、インフレ期待が上昇したからといって、FRBすぐに利上げするというわけではありません。特に最近では、FOMC(米連邦公開市場委員会)内から「インフレ2%超えを容認」するべきという意見もでています。インフレの芽を摘み取ってしまうのではなく、大切に育てて大きくしようというわけです。少なくとも一部で心配されていたような、利下げの確率が低まったことは確かですが、利上げ再開まではまだ時間がありそうです。
トルコリラ/円:対米関係改善期待で上昇
30日(木曜)のトルコリラ/円は急上昇。18.08円を安値に18.65円まで上昇して今月の高値にほぼ並びました。トルコリラ/円の1日の値幅は平均すると0.30円なので、いつもの2倍近く動いたことになります。
トランプ大統領とトルコのエルドアン大統領が電話会議を行ったというニュースがリラ買いを加速させました。トルコがロシア製のミサイルを調達する計画を発表して以来、両国関係が険悪になっていましたが、問題解決の兆しが見えたことがマーケットを安心させました。
しかし、トルコは国内政治にも問題があります。次の重要日は、イスタンブール市長選のやり直し投票日の6月23日。最新の世論調査では、野党側の候補がわずかにリードしていいます。しかし、エルドアン大統領の与党AKPが、わざわざ負けるために選挙をするとは考えられず、すでに不正工作の噂さえ出ています。独裁政治を嫌気したリラ安再燃の可能性も残っています。、トルコ中央銀行にはリラ防衛のための十分な資金がないといわれています。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
31日:ドイツCPI(消費者物価指数)、カナダGDP、米個人消費支出、ミシガン大消費者態度指数など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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