本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは111.00円
↓下値メドは108.94円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
110円維持できるかどうか注目!
先週のドル/円は109円台を守りきって(週安値109.01円)、17日金曜日には110.18円 まで上値を伸ばしました。いったん下げ止まりましたが、下値リスクはまだありそうです。今週のピボットは109.75円。そして5月の高値と安値の半値(50%)は110.35円。この五合目を確保できたら111円、だめなら108円台の可能性も。
毎ヨミ!FXトップニュース(5月17日)
17日ドル/円のNY市場の終値は110.04円
16日の終値に比べ0.19円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
ドル:
トランプ米大統領、日欧に対する自動車車関税を180日先送り
中国政府「米国と話し合う興味ない」中国報道
貿易戦争続くなら米国の成長率が0%になる恐れも
NY株式市場:
先週のダウ平均は▲0.69%で4週続落。S&P▲0.76%、ナスダック▲1.27%で共に2週続落
円:
外国為替の不正カルテル取引で、EU(欧州連合)が三菱UFJに86億円制裁
箱根山の噴火警戒レベル1から2に引き上げ
ユーロ:
イタリアのサルビーニ副首相「イタリアをダメにするEUの法律を全て粉々にしてやる」
イタリアのサルビーニ副首相「イタリアには、トランプ・ショックが必要だ」
ポンド:
次期保守党党首、ハードブレグジット派のボリス・ジョンソン氏が有力
与野党協議は決裂確実。労働党党首「メイ首相の離脱案に反対」
カナダドル:
米国とカナダ、鉄鋼・アルミ関税の撤廃で合意
中国人民元:
中国人民銀行「1ドル=7.00以上の人民元安を阻止する」
豪ドル:
豪総選挙、与党が勝利。政権交代ならず
その他:
CMが流れないNetflixだけを見る子どもは1年で400時間も節約
ケンタッキーフライドチキンで1年無銭飲食 本社の人間のふりして食べる
北朝鮮の中国駐在員がミサイル発射を祝うパーティー開く
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:今週のレンジ予想:108.14円から111.64円
17日金曜日のドル/円は、欧州時間に109.50円まで下げた後、NY時間に110円に乗せて110.18円まで上伸、この週の高値をつけました。終値でも7営業日ぶりに110円台を維持しました。
ドル高に弾みがついたのは、この日発表された米経済指標が強かったから。ミシガン大学調査による4月消費者態度指数が15年ぶりの高水準となり、消費者センチメントが上向いていることを示しました。
同時に注目されたのはインフレ期待の上昇。FRB(米連邦準備制度理事会)政策判断においてインフレ見通しはとても重要な要素で、利上げはともかくとして、少なくともFRB利下げの可能性は後退しました。
ただ注意しなくてはいけないのは、今回の調査は米中貿易摩擦が激しくなる前に行われていること。次回に大幅下方修正ということもありえるということです。今週はFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録が公表されます。こちらも注目です。
第3レジスタンス:111.64円
第2レジスタンス:110.91円
第1レジスタンス:110.48円
ウィークリー・ピボット:109.75円
第1サポート:109.31円
第2サポート:108.58円
第3サポート:108.14円
5月のこれまでの高値は111.69円、安値は109.01円。
高値と安値の半値(50%)は110.35円。
先週の終値はその前の週に比べ0.07円のドル高/円安。
先週の値幅は1.49円。
1日の平均値動きは0.60円。
2019年のこれまでの高値は112.40円、安値は104.01円。
半値レベルは108.20円。
ユーロ/ドル:今週のレンジ予想:1.1013ドルから1.1338ドル
ユーロ/ドルは上昇モメンタムを得られず。5月のZEW景況感指数は予想の5.0に対して▲2.1という結果で欧州景気の底入れ期待は裏切られました。イタリアではサルビーニ副首相が「必要ならEUの財政規律を破る」と発言。同国の財政赤字が再び問題視されています。またサルビーニ氏の下に欧州各地から「反ユーロ派の極右」が集まっていて、欧州政治の懸念材料となっています。
5月のこれまでの高値は1.1265ドル、安値は1.1135ドル。
高値と安値の半値(50%)は1.1200ドル。
先週の終値はその前の週に比べ76ポイントのユーロ安/ドル高。
先週の値幅は108ポイント。
1日の平均値動きは49ポイント。
2019年のこれまでの高値は1.1570ドル、安値は1.1110ドル。
半値レベルは1.1340ドル。
ユーロ/円:今週のレンジ予想:120.78円から124.77円
第3レジスタンス:124.77円
第2レジスタンス:124.09円
第1レジスタンス:123.44円
ウィークリー・ピボット:122.76円
第1サポート:122.11円
第2サポート:121.43円
第3サポート:120.78円
5月のこれまでの高値は125.23円、安値は122.08円。
高値と安値の半値(50%)は123.65円。
先週の終値はその前の週に比べ0.77円のユーロ安/円高。
先週の値幅は1.33円。
1日の平均値動きは0.71円。
2019年のこれまでの高値は127.50円、安値は117.20円。
半値レベルは122.35円。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
RBA(豪準備銀行)議事録、FOMC議事録、ECB(欧州中央銀行)議事録、欧州PMI(購買担当者指数)、日CPI(消費者物価指数)など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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