本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは110.73円
↓下値メドは108.83円
今朝の天気マークは「晴れ」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
結局ドル買い?それでいいの?
米国は、中国通信機器最大手のファーウェイに対して事実上の輸出禁止措置を発動。中国も「習主席がトランプ大統領と会う必要はない」と対決色を強めています。米中貿易摩擦は「ささいな口げんか(byトランプ大統領)」とはいえないほど悪化しているようです。
しかし、リスクオフのなかで、16日(木曜日)ドル/円は109.97円まで上昇。110円復帰にあと一歩まで迫りました。
マーケットには「どうせ6月には合意」という楽観的な考えが強く、それならドル高に戻る前に買っておこうという焦りが下値を堅くしました。ユーロは上昇の絶好のチャンスだったのにイタリアの問題で不発。これも「結局買うのはドルしかない」という結論になりました。
毎ヨミ!FXトップニュース(5月16日)
16日ドル/円のNY市場の終値は109.85円
15日の終値に比べ0.26円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「晴れ」です。
各国・各通貨トピックス
ドル:
ファーウェイを輸出規制対象に指定
ファーウェイと関連会社70社を貿易ブラックリストに登録
ミネアポリス連銀総裁「FRB(米連邦準備制度理事会)はインフレ2%超えを容認するべき」
円:
政府系ファンドが出資するジャパンディスプレイ、1,000人規模のリストラ
日産、4,800人超の従業員を削減
三大メガバンク決算、3グループとも純利益が減益に
ポンド:
メイ首相、6月に辞任へ
ボリス・ジョンソン前外相、保守党の党首選に出馬すると正式に表明
メキシコペソ:
メキシコ中銀、政策金利を8.25%に据え置き
その他:
世界の有力企業、トップ10のうち5社が中国企業。日本はトヨタの15位が最高
韓国は「失業大国」失業率が過去19年間で最悪
主要指標終値
本日の注目通貨
5月の「勝ち組」通貨はなに?
5月のマーケットは、一言でいえば「ドル高・円高」。ドルストレートの通貨ペアでは、ドル/カナダを除いて全てマイナス(ドル安)。クロス円は全てマイナス(円高)になっています(5月16日現在)。
米中通商摩擦のショックはドルよりも、豪ドルや新興国通貨のほうが大きいといえます。ドルがことさら強いわけではありませんが、ユーロやポンドはそれぞれの問題を抱え、また豪ドルは利下げ観測と、ドルの代わりになることはできませんでした。
しかし、ドル押し目買いの動きもチラホラ出始めています。豪ドル/円やNZドル/円は下落幅が大きいだけに反発の余地もありそうです。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
16日:欧CPI(消費者物価指数)など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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