6745 ホーチキ 東証1部

 4月26日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+4.7%の51億円、経常利益+5.3%の51億円と2期連続の増収・増益の見通しです。同社の業容は電機:防災、情報通信です。

 2012年10月11日の380円を安値に、同年11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、緩やかな上昇トレンドを形成していました。しかし、この中で2017年4月14日の1,293円を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンド(B)の中で2017年11月7日の2,839円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(C)へ転換。

 この下降トレンド(C)の中で、2018年7月27日の戻り高値2,170円から急角度の下げトレンド(D)へ移行。この中で同年12月25日の1,036円で底打ちの後、底値固めのもみ合いでボックス相場(E)を形成しました。

 このボックス相場の中で、2019年3月15日の1,050円を安値にボックスの上放れとなっています。

4956 コニシ 東証1部

 4月26日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+13.8%の80億円、経常利益+12.8%の81億円の増収・増益の見通しです。同社の業容は化学:ボンド、化成品、土木建設です。

 2016年8月26日の1,112円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2018年1月9日の2,189円の高値をつけ、3月26日の1,624円まで下げて5月22日の1,938円まで反発。ここから下降トレンド(B)となりました。

 この下降トレンド(B)の中で2018年10月30日の1,486円まで下げて、12月3日の1,897円まで反発。ここから12月25日の1,435円で底打ちとなり、その後、三角もち合い(C)に移行しています。

 この三角もち合い(高値2018年12月3日の1,897円、安値12月25日の1,435円)の中で、2019年3月25日の1,575円を安値に4月15日の1,805円まで反発。押し目となっています。

 2019年4月26日の好決算から見ると下げは買いチャンス、12月25日の1,435円に対する二番底狙いと言えます。

3675 クロス・マーケティンググループ 東証1部

 2月14日発表の2019年12月期本決算予想は、2018年12月期比で営業利益+30.9%の12.50億円、経常利益+32.0%の11.09億円の2期連続の増収・増益の見通しです。同社の業容は情報・通信:リサーチ、ITソリューションです。

 2016年2月12日の275円を安値に、約300~400円強のボックス相場でのもみ合いとなりました。この中で11月9日の298円を安値にもみ合った後上放れし、上昇トレンド(A)を形成しました。

 この上昇トレンド(A)の中で、2017年6月9日に1,018円の高値(終値ベース)をつけ、下降トレンド(B)に転換。同年9月14日の558円まで下げて、下降トレンド(B)を抜け、11月8日の690円まで上昇後、再下落。同年11月16日の475円まで下げ、ここから上昇トレンド(C)へ移行しました。

 この中で2018年4月13日の780円で戻り高値をつけて、もみ合った後、下降トレンド(D)へ転換。この中で同年12月25日の294円で底打ちとなって上昇トレンド(E)へ移行。2019年の2月25日の452円まで上昇して押し目形成となっています。

7732 トプコン 東証1部

 4月26日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+6.6%の145億円、経常利益+8.7%の125億円の4期連続の増収・増益の見通しです。同社の業容は精密機器:スマートインフラ、ポジショニング・カンパニーです。

 2016年7月8日の915円を安値に、上昇トレンド(A)を形成。この中で2018年1月26日の2,917円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。

 この中で同年12月25日の1,312円でいったん底打ちとなって、2019年の3月4日の1,686円まで上昇。しかし再下落し、同年3月29日の1,282円まで下げて二番底となり、もみ合って4月15日に1,353円で買い転換となっています。

 短期的には1,300~1,700円のボックス相場の上限を目指す可能性があります。

5440 共英製鋼 東証1部

 4月26日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+19.6%の110億円、経常利益+21.4%の105億円と2期連続の増収・増益の見通しです。同社の業容は鉄鋼:国内鉄鋼、海外鉄鋼、環境サイクルです。

 2016年6月24日の1,387円を安値に、下値、上値を切り上げる大きな上下動の上昇トレンド(A)となりました。

 この中で2018年11月9日の2,510円をピークにして急落。その後、上昇トレンド(A)を切って同年12月25日の1,473円で底打ちとなって、2019年の1月23日の1,854円まで反発。3月25日の1,550円まで下げて三角もち合い(B)の形となって上放れとなっています。