3141 ウエルシアホールディングス 東証1部

 4月10日発表の2020年2月期本決算予想は、2019年2月期比で営業利益+13.6%の330億円、経常利益+13.0%の356億円の5期連続の増収・増益の見通しです。同社の業容は小売業:医薬品、衛生介護品、ベビー用品、健康食品他です。

 2017年2月15日の3,040円(分割前6,080円)を安値とする上昇トレンドの中で、2018年10月3日の6,560円をピークに11月12日の6,360円、12月14日の6,220円と順下げの三尊天井となって上昇トレンド(A)を切って急落。2019年3月11日の3,635円、3月25日の3,565円で二点底となりました。ここから反発となって4月19日の4,155円で買い転換となっています。  

3919 パイプドHD 東証1部

 4月10日発表の2020年2月期本決算予想は、2019年2月期比で営業利益+204.6%の12億円、経常利益+205.1%の11.90億円と大幅な増収・増益の見通しです。

 同社の業容は通信:情報資産プラットフォームです。事業は、データ管理プラットフォーム「スパイラル」のシステム導入先からの利用料が収益源。足元の業績は新たな投資に向けて人材投資に注力したことで2期連続の減収となりましたが、今期は先行投資の収穫期になる見通しです。

 2015年11月30日の1,659円を高値に急角度の下降トレンド(A)となりました。

 この中で2016年2月12日の974円を安値に反発し、4月14日の1,390円、4月27日の1,390円とダブル天井をつけて、三角もち合い(B)の動き。

 この中の煮詰まってきたところで、2017年4月17日の940円を安値に三角保ち合いを上放れ。11月15日の1,082円まで押し目を入れたあと、上昇ライン(C)を形成しました。

 この中で2018年2月28日の1,698円の高値更新の後、下降トレンド(D)に転換。7月5日の960円まで下げて、10月9日の1,174円まで反発するも再下落。2019年1月4日に751円まで下げて反発し、4月10日の2020年2月期本決算の予想を受け、4月11日に1,377円まで急騰。現在、調整安となっています。 

1721 コムシスホールディングス 東証1部

 2月8日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+12.0%の340億円、経常利益+12.4%の345億円の3期連続の増収・増益の見通しです。2018年11月6日時点でも、同年8月3日比より、営業利益320億円→340億円、経常利益322億円→345億円へ上方修正しました。

 2015年9月24日の1,372円、2016年6月24日の1,514円と二点底となって上昇トレンド(A)へ移行しました。

 この上昇トレンド(A)の中で2018年1月4日の3,360円、10月2日の3,405円と二山を形成した後、短期の下降トレンド(B)となって、上昇トレンド(A)を下に切りました。
しかし、同年12月25日の2,455円で底打ちとなって反発。下降トレンド(B)を上に抜けて、2019年4月2日の3,120円まで上昇。現在、押し目を形成しています。

 現在は上昇幅の3分の1押し(約2,900円)でもみ合っており、反発すれば強い動きと言えます。

9744 メイテック 東証1部

 1月31日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+4.7%の120億円、経常利益+4.7%の120億円の連続の増収・増益の見通しです。同社の業容はサービス:エンジニアリングソリューションです。2018年11月6日時点では、7月31日比より、営業利益は116億円→120億円、経常利益も116億円→120億円に上方修正し、1月31日時点に至ります。

 2016年8月26日の3,225円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年2月2日の6,600円の高値をつけ、ここをピークに反落。

 上昇トレンド(A)を下に切って、3月23日の5,530円まで押し目を入れ、反発するも上昇トレンド(A)が上値抵抗ラインとなって4月10日の6,550円で二番天井となって下落に転じました。

 その後6月1日の4,905円まで下げて反発したものの、7月31日の5,650円、9月27日の5,580円と二山形成し、下降トレンド(B)へ転換。

 この下降トレンド(B)の中で12月25日の4,170円で底打ちとなり、2019年2月4日の4,935円まで上昇して、2月8日の4,690円まで押し目を入れ、緩やかな上昇トレンド(C)へ移行しています。

5857 アサヒホールディングス 東証1部

 4月24日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+4.4%の144億円、経常利益▲0.1%の134億円と小幅な減収、増益の見通しです。同社の業容は非鉄金属:貴金属、環境保全です。

 2015年5月12日の2,375円を当面のピークにして、下降トレンド(A)に転換。

 この中で2016年2月24日の1,408円、4月8日の1,342円、6月24日の1,425円と三点底(逆三尊天井)となって、短期の上昇トレンド(B)へ転換。2017年2月1日の2,279円まで上昇。

 ここから押し目をつけて6月23日の1,818円まで下げました。この1,818円を安値に10月27日の2,599円の高値をつけ、三角もち合い(C)の動き。

 この中で2018年10月29日の2,462円の戻り高値をつけて下落となり、2019年4月12日の2,017円まで下げて反発に転じ、現在、三角もち合い(C)の上値下降ラインを目指す動きとなっています。