2012(平成24)年5月22日
東京スカイツリーが開業
2012年5月22日、東京スカイツリーが開業しました。
東京スカイツリーは、東京タワーが都心部の超高層ビルの影響のため、電波が阻害される恐れが出てきたことから、東京都墨田区に東京タワーの代わりとなる電波塔として建設が計画されました。
600メートル級タワーでは、地上波デジタル放送の送信量は東京タワーの約2倍。2006年4月に開始された携帯端末向けのデジタル放送サービス「ワンセグ」のエリアの拡大、災害時における防災機能のタワーとしての役割も期待されています。
また東京スカイツリー周辺には観光、商業施設やオフィスビルが併設され、ツリーを含めた周辺施設は「東京スカイツリータウン」と呼ばれる街が形成されています。
建設費は約400億円、 総事業費は約650億円、建設に携わった工事関係者は延べ58万人とされていますが、この規模の工事としては少ない人数だそうです。東京スカイツリーへの来場者数は年間約640万人、スカイツリータウンなどを含めると約5千万人の利用者があり、その消費総額は約3,500億円、関連施設を含めると5,900億円に達する経済効果を生んでいます。
現存する電波塔としてはKVLY-TV塔(米国)の628.8メートルを上回る世界第1位であり、2011年には世界一高いタワーとしてギネス世界記録の認定を受けています。また人工の建造物としてはブルジュ・ハリーファ(ドバイの超高層ビル)の828メートルに次ぐ世界第2位となっています。
2012 年5月22日の日経平均株価終値は
20,264円41銭
ライター:FIX JAPAN 前沢ともあき
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