5262 日本ヒューム 東証1部

 2月14日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+1.3%の17億円、経常利益+4.0%の23億円の2期連続の増収・増益の見通しです。同社の業容はガラス・土石:コンクリート製品、工事、不動産開発です。

 2013年12月12日の975円、2014年11月25日の1,010円を二点天井(柴田罫線ではダブル天井)にして、下降トレンド(A)を形成。

 この中で2016年2月15日の500円、6月24日の503円とほぼダブル底となって反発し、下降トレンド(A)を上に抜いて12月20日の723円まで上昇。

 ここを目先のピークにしてもみ合い、2017年9月6日の652円を安値とする上昇トレンド(B)の中で、2018年9月28日の1,060円の新高値をつけました。

 ここからの下降トレンド(C)の中で12月25日の769円、2019年の3月19日の733円となって三点底を探る形となっています。

3388 明治電機工業 東証1部

 1月30日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+30.7%の36.80億円、経常利益+30.2%の39.20億円の2期連続の増収・増益の見通しです。

 2012年10月1日の321円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、2015年7月30日の1,402円まで上昇しました。

 ここでいったんのピークとなり、約1年調整入り。2016年8月1日の913円を安値に上昇トレンド(A)へ転換しました。

 この中で2018年2月2日の2,220円の高値をつけてから大きな上下動を繰り返し、11月12日の2,297円の高値が当面のピークとなり、12月25日の1,513円まで下落となりました。

 ここから反発に転じ、2019年の2月1日の1,859円まで上昇。もみ合って3月27日の1,675円まで押し目を入れ、3月26日に1,726円で買い転換。2月1日につけた1,859円を、終値で突破すれば一段高が期待できます。

1873 日本ハウスホールディングス 東証1部

 3月4日発表の2019年10月期本決算予想は、2018年10月期比で営業利益+140.5%の51億円、経常利益+183.8%の50億円と大幅な増収・増益の回復見通しです。同社の業容は建設:住宅、ホテルです。

 2012年11月14日の254円を底値に、アベノミクス相場にサポートされて急伸し、2013年4月24日に878円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(B)に転換し、大幅調整となって2016年6月24日の301円まで下落。ここからの再上昇で2017年12月19日の762円まで反発しました。

 しかし、ここを戻りのピークにして下降トレンド入りとなり、2018年12月25日の361円まで下げて反発に転じています。

1949 住友電設 東証1部

 2月26日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+4.4%の103億円、経常利益+3.8%の108億円の2期連続の増収・増益の見通しです。1月31日時点の予想から営業利益88億円→103億円、経常利益93億円→108億円に上方修正しました。

 2016年9月20日の1,015円の安値から、急角度の上昇トレンド(B)を形成。この中で2017年11月7日の2,552円の高値をつけました。

 ここをピークに下降トレンド(C)を形成し、2018年10月26日の1,590円で底打ちとなって、12月3日の2,150円まで反発しました。

 ここからの下落で12月26日の1,648円で二番底となり、短期の上昇トレンド(D)へ転換。その後、2019年の2月28日の1,954円まで上昇した後にもみ合いとなっていましたが、4月4日に1,920円で買い転換となって、もみ合いを抜け出そうとしています。

3992 ニーズウェル 東証2部

 3月15日発表の2019年9月期本決算予想は、2018年9月期比で営業利益+8.8%の5.18億円、経常利益+8.10%の5.05億円の増収・増益の見通しです。同社の業容は通信:事務系システム開発、基盤構築です。

 2018年3月16日の1,735円(分割前3,470円)の高値から大幅下落となり、4月3日に739円(分割前1,479円)まで下げ、5月2日の880円まで反発。その後、緩やかな下降トレンド(A)入りとなりました。

 この中で12月26日の470円、今年3月12日の473円とダブル底をつけて反発。3月15日の上方修正を受けて3月26日の729円まで上昇し、その後は押し目形成中の調整安待ちとなります。