本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは111.98円
↓下値メドは110.39円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
米国の3月雇用統計は、株式市場にとってうれしい結果
NY市場ではダウ平均株価が続伸、半年ぶりの高値を更新しました。需要期待で原油先物も5カ月ぶり高値。ドルにとってどうだったでしょうか? 詳しくは「今日の注目通貨」をご覧ください。
石油価格が上昇するなか、トランプ米大統領は風力発電を「がんの原因になる」と、いい加減な理由で批判しました。トランプ大統領の支持団体のひとつに石炭産業があります。
毎ヨミ!FXトップニュース(4月5日)
5日 ドル/円のNY市場の終値は111.71円
4日の終値に比べ0.07円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
ドル:
クリーブランド連銀総裁「景気が回復すれば、利上げの必要」
ミネアポリス連銀総裁「来年利上げするべきかと判断するのは時期尚早」
フィラデルフィア連銀総裁「利上げはあっても2019年に1回、20年に1回」
トランプ大統領がとんでも発言「風力発電の音は、がんの原因になる」
NY株式市場:
4月第1週は、ダウ平均+1.91%、S&P500+2.06%、ナスダック+2.71%
年初からは、ダウ平均+13.28%、S&P500+15.39%、ナスダック+19.64%
ポンド:
メイ首相の離脱「再延期」申請、英与党内部からもEU(欧州連合)からも批判の嵐
ハードブレグジット派の議員が相次ぎ辞任、労働党との協力に反対
ミック・ジャガーが心臓手術
中国人民元:
中国が開発した中型旅客機、ボーイングのライバルになる可能性も
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:米雇用統計は「株にやさしく、ドルにつれない」
先週金曜日(5日)に発表された3月の米雇用統計では、NFP(非農業部門雇用者数)が19.6万人増加。市場予想の17.8万人を上回る伸びで、前回の大きな落ち込みから瞬く間に回復しました。失業率は労働力の減少を反映して3.8%で変わらず。一方で平均労働賃金はソフトな結果となり、前月比で+0.1%、前年同月比で+3.2%と、共に予想を下回りました。
米労働市場は、雇用が伸びて失業率は半世紀ぶり低水準、しかし賃金上昇は緩やか。米経済は強く、インフレは不在。利上げの影におびえることなく好景気を満喫できるというわけで、金曜日のNY株式市場は、ダウ平均株価、S&P、ナスダックの主要3指標がそろって続伸。ダウ平均株価は昨年10月9日以来約半年ぶりの高値を更新しました。
ただし、ドルにとっては「良くも悪くもない」結果。雇用者増加はドルの支援材料ですが、平均労働賃金は利上げ必要なしを意味するわけで、これがドルの上値を抑えました。
指標発表後のドル/円は、いったん111.53円まで下げましたが、すぐに111.82円まで回復。これがこの日の安値と高値でした。終値は111.71円。
トレード前に必ずチェック!今週発表の重要指標!
ECB(欧州中央銀行)政策金利、ドラギ総裁発言、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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