2427 アウトソーシング 東証1部

 2月14日発表の2019年12月期本決算予想は、2018年12月期比で営業利益+26.1%
の190億円、経常利益+34.2%の175億円と連続の増収・増益更新の予想です。

 2016年12月22日の633円(分割前3,165円)を安値に、2017年3月31日の914円(分割前4,570円)まで上昇後、4月21日の796円(分割前3,980円)まで押し目を入れ上昇トレンド(A)を形成しました。

 この中で2018年2月26日の2,261円、7月26日の2,483円と二山形成後、2,483円をピークに下降トレンド(B)へ転換。この下降トレンド(B)の中で、12月26日の946円で底打ちとなり、反発。下降トレンド(B)を上に抜き、2019年2月13日の1,525円、3月4日の1,508円と二山作った後、3月13日の1,279円まで下げて反発し、日経平均株価の大きな下げで押し目を形成しています。

7919 野崎印刷紙業 東証2部

 1月31日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+71.1%の2.60億円、経常利益+57.2%の2.50億円の増収・増益の見通し。そして、同社の注目材料は、次の2つです。

(1)在庫管理や無人レジ決済に必要なICタグの開発をしており、ICタグの需要急拡大の見通し

(2)目先は改元に伴い商業印刷などに特需が発生するとの思惑

 2016年6月24日の110円を安値に上昇トレンド(A)を形成中。この中で2018年8月15日の238円を安値に急騰し、10月16日の569円まで上昇。ここをピークに下降トレンド(B)へ転換し、12月25日の292円まで下落。その後、2019年1月28日の480円まで反発しました。

 そして、2月8日の361円まで押し目を入れてもみ合い、3月15日の370円で二点底の形となって3月19日の414円まで上昇後、再び押し目を形成しています。

4848 フルキャストホールディングス 東証1部

 2月8日発表の2019年12月期本決算予想は、2018年12月期比で営業利益+15.8%の68.30億円、経常利益+31.1%の69.30億円と連続の増収・増益の見通しです。同社の

 業容は、サービス:短期業務支援、警備、営業支援です。

 基本的には、2016年2月12日の509円の安値からの上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2017年7月5日の1,262円を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、2018年の1月24日の2,628円まで上昇後、2月13日の2,125円まで押し目を入れて、緩やかな上昇トレンド(C)へ移行。

 この上昇トレンド(C)の中で、2018年7月26日の2,948円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(D)へ転換しました。

 その後、いったん10月30日の1,891円まで下げて反発。12月3日の2,362円まで上昇した後、再下落となって上昇トレンド(A)を切り、2019年の1月4日に1,595円まで下げ反発となって、(2)3月6日の2,362円まで上昇。ここでダブル天井となりました。

 ここから3月11日の2,164円まで押し目を入れ、反発。3月22日に2,377円の終値でダブル天井を突破しました。しかし、日経平均株価の急落にツレ安しましたが、すぐに反発に転じています。 

1803 清水建設 東証1部

 2月8日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+1.3%の1,230億円、経常利益+1.5%の1,260億円の増収・増益の見通しです。

 2012年11月14日の223円を底値に、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2015年8月18日の1,237円でいったん高値をつけ、その後2016年1月21日の817円まで押し目を入れて再上昇。2017年11月6日の1,396円で当面のピークをつけました。

 ここから下降トレンド(B)に転換し、この中で2018年3月26日の895円まで下落して、7月12日の1,191円まで反発。その後、再下落となって12月26日の834円まで下げました。ここからの反発で2019年3月26日の994円まで上昇し、下降トレンド(B)を抜け出しそうになっていましたが、日経平均の急落にツレ安しているところです。

4031 片倉コープアグリ 東証1部

 2月14日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+6.1%の13億円、経常利益+1.5%の13億円の2期連続の増収・増益の見通しです。同社の業容は化学:肥料、化成品、不動産です。

 2012年10月11日の900円(併合前180円)を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(B)を形成。

 この中で2013年5月20日の1,650円(併合前330円)まで上昇していったん下落となり、6月7日の1,100円(併合前220円)まで下げました。

 ここからもみ合った後、上放れし、2015年7月1日には1,860円(併合前372.円)の高値をつけピークとなりました。

 この1,860円をピークに下降トレンド(C)へ転換し、この中で2016年2月12日の935円、6月16日の970円と二点底をつけて短期の上昇トレンド(D)へ転換。2017年12月14日の1,490円で戻り高値をつけ、短期の下降トレンド(E)へと移りました。

 この中で2018年9月14日の1,115円まで下げて、10月1日の1,210円まで反発。ここから12月25日の989円まで下げ底打ちとなり、今年になって1月25日の1,196円まで上昇。2月15日の1,115円まで押し目を入れ、2月28日に1,251円まで上昇して再び押し目形成となっています。