2009(平成21)年4月5日
北朝鮮ミサイル発射実験
2009(平成21)年4月5日、北朝鮮がミサイルの発射実験を行いました。
北朝鮮によるミサイル発射実験は、1993年にまで遡ります。
当時の北朝鮮が行った発射実験は準中距離弾道ミサイル「ノドン1」を日本海に向けて発射した実験のことですが、2009年の実験は人工衛星打ち上げ用ロケットの「銀河2号」と称した、事実上の弾道ミサイルの発射実験でした。
日本では国内への落下に備えミサイル防衛による迎撃が協議され、防衛大臣からミサイル破壊措置命令が発出されましたが、それに対し北朝鮮は「衛星迎撃なら軍事的報復をする」と声明を出したため緊張が高まりました。
迎撃は行なわれませんでしたが、日本政府はそれまでの「飛翔体の発射」という表現から「ミサイル発射」という表現に改め、北朝鮮の弾道ミサイル計画に関連するものであったと断定した発表をしています。
これまでに行われた北朝鮮による核実験は4回、弾道ミサイルの発射実験は55回、最新型のICBM級弾道ミサイル「火星15」は、射程1万km以上となり、米国を射程内に収めていることになります。
2009 年4月5日の日経平均株価終値は
8,749円84銭
※4月5日は休日のため前営業日の株価
ライター:FIX JAPAN 前沢ともあき
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