昨日（2017年04月14日）の動向

イースター休暇で大半の金融市場が休場となった金曜日のマーケットで、米ドル/円は再び下落。
東京時間の109.12円が高値になって、NY時間には低調な米指標結果を受けて、昨年11月17日の安値に並ぶ108.53円まで売られました。そのまま109円台に戻ることなく、終値は108.634円（前日比-0.448円）。

この日発表された米3月小売売上高は、前月比マイナス。個人消費に勢いがないことを示しました。米国の失業率は完全雇用と言ってよい水準まで下がりましたが、平均労働賃金がそれに見合うほど上昇していないため、消費拡大に結びついていません。それを反映するように、3月消費者物価指数は1年1ヵ月ぶりのマイナスに落ち込みました。

クロス円も下げ、ユーロ/円は115.18円、ポンド/円は135.89円まで、それぞれ昨年11月以来の安値を更新しました。一方で、ユーロ/ドルは1.06ドル前半、ポンド/ドルは、1.25ドルを挟んだレンジ内の取引となりました。

2017年04月14日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 109.122 109.225 108.536 108.634
ユーロ/円 115.810 116.028 115.187 115.304
豪ドル/円 82.549 82.694 82.190 82.343

米ドル/円　1時間チャート

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2017年04月17日）の展望

【米ドル/円】

レジスタンスは109.90円（2017年04月12日高値圏）、サポートは 107.75円（2016年11月16日安値圏）です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 109.90 110.95 107.75 106.00

米ドル/円　5分足チャート

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロ/円のレジスタンスは116.55円（2017年04月12日高値圏）、サポートは 114.95円（2016年11月10日安値圏）です。
ユーロ/ドルのレジスタンスは1.0690ドル（2017年04月05日高値圏）、サポートは 1.0570ドル（2017年04月10日安値圏）です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 116.55 117.55 114.95 113.70

ユーロ/円　5分足チャート

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

レジスタンスは83.25円（2017年04月11日高値圏）、サポートは 81.10円（2016年11月18日安値圏）です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 83.25 83.90 81.10 80.25

豪ドル/円　5分足チャート

豪ドル/円　5分足チャート

  • ※ 上記各5分足チャートは、当日 2017年04月17日 現在のものです。
  • ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2017年04月17日）の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 15:15 (日) 黒田東彦日銀総裁、発言 - -
★★ 16:00 (トルコ) 1月失業率 13.0% 12.7%
★★ 21:30 (米) 4月ニューヨーク連銀製造業景気指数 15.0 16.4
★★ 29:00 (米) 2月対米証券投資（短期債除く） - 63億ドル
  • ※ 発表時間はいずれも東京時間
  • ※ 注目度は★低～★★★高で示します

当資料は投資判断の参考情報として提供しており投資勧誘を目的としていません。投資の最終決定はご自身でご判断ください。楽天FXで取引するには委託証拠金の差入れが必要です。取引手数料は無料ですが、各通貨ペアごとに異なるスプレッドがかかります。実際の取引では少額の委託証拠金でその額を上回る額の取引を行うことができ、そのため、差入れた委託証拠金を上回る大きな損失が発生する恐れがあります。