本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは111.67円
↓下値メドは111.04円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
毎ヨミ!FXトップニュース(3月19日)
19日ドル/円のNY市場の終値は111.42円
18日の終値に比べ0.01円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
ドル:
米農務長官「中国は米国の農産物を今の3倍買うかも」
米世論の7割以上が経済について肯定的な評価。トランプ大統領に追い風
米名門大学の大規模不正入学事件で、不合格の親が55兆円の損害賠償
ユーロ:
オランダの地方選で極右と極左がつばぜりあい。与党は議席減らす
ロシアルーブル:
ロシアで「フェイクニュース」禁止法が成立
トルコリラ:
NZ乱射事件の映像公開を巡り、NZとトルコの関係が悪化
円:
TOHOシネマズが値上げ、一般1,900円
小惑星リュウグウに水を含んだ鉱石
新潟県の日本酒飲み放題イベント中止。泥酔者が続出
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:FOMCは意外に強気?
火曜日(19日)のドル/円は、111.41円でオープンして東京時間に111.16円まで下落したあと、NY時間に111.47円まで反発しました。終値は111.42円。この日の値幅は0.32円。
FOMC(米連邦公開市場委員会)は、本日(日本時間21日午前3時)に政策金利を発表します。政策金利FF(フェデラルファンド)金利は現行水準の2.25~2.50%に据え置かれる予定。ただし広く予想されていることでサプライズではありません。
今回のポイントは「ドットチャート」です。ドットチャートとは、FOMCメンバーによるFF金利の予想で、点分布グラフで表示されることから、このように呼ばれています。このドットチャートの中心値が、今年の利上げが2回から1回に減るだろうことを示す水準まで引き下げられると予想されています。
今年1月のFOMCでは、「忍耐」がキーワードでした。声明文では利上げを示唆する文言が消えて、「政策決定(利上げ)を忍耐強く(待つ)」という文言に替わったことでドルは全面安になりました。
2月は「バランスシート縮小(量的引き締め)の終了」がキーワード。そして、今回は「ドットチャート」の引き下げで、FOMCの緩和スタンスがさらに強まることになりそうです。
現在のドットチャートは、利上げを2019年2回、2020年1回、そして2021年0回と予想しています。2019年が1回に減るならば、2020年はゼロ回(2021年は利下げ?)と連動するのが順当。ところが、2019年の利上げ予想は下がるものの、2020年の予想はそのままに据え置かれるとの見方もあります。
これがなぜ重要なかというと、FOMCメンバーが、利上げを(それも意外に早く)再開する考えを持っていることを示しているからです。米国の利上げサイクル終了をメインシナリオに考えているマーケットにとってはサプライズになるでしょう。しばらくレンジ相場が続いているドル/円ですが、急反発につながる可能性もありそうです。
豪ドル:明日の豪雇用統計は重要
豪2月雇用統計が、東京市場が休場の明日(21日)発表されます。この指標は豪ドルにとって重要。
最近の豪経済指標は弱いデータが目立ちます。住宅市場は不振、家計消費動向も伸びないなかで第4四半期の経済成長はRBA(オーストラリア準備銀行)の目標を下回りました。そのなかで唯一の希望といえるのが、堅調さを示しているのが雇用市場なのです。
ロウRBA総裁は、労働市場の強さを頼りに、今のところ利下げにはそれほど積極的ではありません。これまでの「次の動きは利上げ」から「今年は利上げしない」まで発言内容は軟化していますが、「利下げする」とまでは言っていません。
それだけに、今回の雇用統計が予想より悪ければ、RBAの利下げ(市場は今年7月と11月の予想)が早まるとの観測が強まり、豪ドルにとってはマイナス材料となるでしょう。
トレード前に必ずチェック!今日と明日発表の重要指標!
20・21日 FOMC、パウエル議長発言、豪雇用統計、BOE、SNB政策金利など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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