本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(3月4日)
4日ドル/円のNY市場の終値は111.73円
1日の終値に比べ0.21円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「雨」です。
各国・各通貨トピックス
トランプ大統領「強いドルを望むが、強すぎるドルは望んでいない」
トランプ大統領、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長を批判「利上げを好む人物がFRBにいる」
ダウ平均株価が調整売りで一時410ドル超安、終値も206.67ドル安。ナスダックも下落。
日本、景気後退入りのおそれ。内閣府が景気判断を下方修正か。
レオパレス、外壁の改修工事しない方針。
格付け会社ムーディーズ、ギリシャの格付けを「B1」に引き上げ。見通しは「安定的」
EU(欧州連合)大統領「離脱期限の延期は理にかなう」
中国当局「米国との貿易交渉で大幅な進展があった」
格付け会社S&Pがメキシコの格付け見通しをネガティブに引き下げ。
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:今月のレンジ予想:107.77円から113.30円
2月は「ふりむけば円安」の月でした。まだ円高、まだ円高と思っているうちに、気がつけば112円。年明けのフラッシュクラッシュの鮮烈なイメージにとらわれて置いてきぼりになってしまいました。
2月のドル/円の安値は1日につけた108.73円。そこから緩やかに上昇を続け、節目の110円を抜け25日には111円台へ。ここには100日と200日移動平均という強い抵抗ラインが走っていてしばらく足踏みを続けましたが、月末の28日になってようやく突破、2月の高値となる111.49円をつけました。そこからはスルスルと値を伸ばし、翌3月1日には112円台にタッチして年初来高値を更新。
2月の終値は1月の終値に比べて2.50円のドル高。ただ、月間の値幅(高値マイナス安値)は2.77円で1月(5.99円)や昨年12月(4.26円)と比べると、不活発な月でもありました。
ドル/円は112円まで戻ってきたのですが、この112円台というのは重要なレベルです。なぜなら昨年12月20日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で米国が利上げ中止をほのめかしたときがこの水準だったからです。FOMCを機にドル/円は徐々に勢いを失い、年が明けた途端にフラッシュクラッシュに見舞われて104.01円まで突き落とされました。それが、ようやくというか意外に早く利上げ中止ショックから立ち直ったともいえます。この上は、2018年の高値114.55円、そして2017年の高値114.74円がターゲットになります。「FRB利上げ」という材料を失ったドル/円が、112円からどこまで上値を伸ばすことができるでしょうか。
2月の値動きを元に今月のレンジをピボットで計算したものが以下になります。
第2レジスタンス113.30円
第1レジスタンス112.34円
ピボット110.53円
第1サポート109.57円
第2サポート107.77円
2月の高値は111.49円、安値は108.73円。高値と安値の半値(50%)は110.11円。
2月の終値は1月の終値に比べ2.50円のドル高/円安。
2月の値幅は2.77円で、1日の平均値動きは0.52円。
2019年の高値は112.08円(3月1日)、安値は104.01円(1月3日)。
高値と安値の半値(50%)は108.04円。
2019年1月2日から3月1日までの値幅は8.07円。
騰落幅(上昇幅―下落幅)は2.33円の上昇(ドル高)。
ユーロ/ドル:今月のレンジ予想:1.1240ドルから1.1494ドル
第2レジスタンス1.1618ドル
第1レジスタンス1.1494ドル
ピボット1.1364ドル
第1サポート1.1240ドル
第2サポート1.1110ドル
2月の高値は1.1488ル、安値は1.1234ドル。高値と安値の50%は1.1361ドル。
2月の終値は1月の終値に比べ77ポイントのユーロ安/ドル高。
2月値幅は254ポイントで、1日の平均値動きは54ポイント。
2019年の高値は1.1570ドル(1月10日)、安値は1.1232ドル(1月3日)。
高値と安値の半値(50%)は1.1401ドル。
2019年1月2日から3月1日までの値幅は337ポイント。
騰落幅(上昇幅―下落幅)は101ポイントの下落(ユーロ安)。
ユーロ/円:今月のレンジ予想:123.17円から128.64円
第2レジスタンス128.64円
第1レジスタンス127.64円
ピボット125.91円
第1サポート124.91円
第2サポート123.17円
2月の高値は126.91円、安値は124.17円。
高値と安値の半値(50%)は122.35円。
2月の終値は1月の終値に比べ2.01円のユーロ高/円安。
2月の値幅は2.74円で、1日の平均値動きは0.71円。
2019年の高値は127.50円(3月1日)、安値は117.20円(1月3日)。
2019年1月2日から3月1日までの値幅は10.31円。
騰落幅(上昇幅―下落幅)は1.52円の上昇(ユーロ高)。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
5日:RBA(オーストラリア準備銀行)政策金利、スイスCPI(消費者物価指数)、南アGDP(国内総生産)、米非製造業ISMなど
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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