本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(2月27日)
27日のドル/円のNY市場の終値は110.99円
26日の終値に比べ0.39円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。
各国・各通貨トピックス
パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長「量的引き締めを年内で終了する」
アトランタ連銀総裁「利上げは今年1回、来年1回」
トランプ氏は「詐欺師」元個人弁護士が議会証言。
フランスのフェンシング連盟、スターウォーズ「ライトセーバー」の使用を承認。
世界で最も健康な国はスペイン。パエリアが健康食に選ばれる。日本は4位。
EU(欧州連合)大統領「離脱期限の延期は理にかなう」
英国がファーウェイ5Gを採用か。
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:110円台前半から111円まで戻す
27日(水曜日)のドル/円は、110.55円でオープンしたあと東京時間夕方までに110.35円まで下げましたが、NY時間には前日の高値(111.08円)と同水準の111.07円まで大きく反発しました。
朝鮮半島の非核化が主要目的としてベトナムのハノイで行われている米朝首脳会談。リスクオフでないことは確かですが、かといってリスクオンというほどの成果は期待できない。というのがマーケットの見方です。日本人からすると、深刻かつ重要な議題を話し合うにしてはトランプ氏はあまりにも和やかで、外交でポイントを稼いで大統領選挙に使いたいという意図が見え隠れしているようです。トランプ大統領にとって、米国にミサイルが飛んでこなければいいのか、それとも友好ムードは高等な交渉戦術なのでしょうか。両首脳は本日、合意文書に署名し発表する予定です。
世界にとっては、米朝会談の行方よりもインドとパキスタンの軍事的緊張の方がはるかに懸念となっています。過去に何度も戦争を起こしている歴史があり、しかも核保有国同士であるだけに、軍事行動のエスカレーションはリスクオフであり、安全資産としての円が買われる動きにつながりやすくなります。
米中貿易交渉を巡ってはライトハイザー米通商代表部(USTR)が「交渉の結果を期待するのはまだ早い」、「中国が輸入拡大するだけでは不十分」だと発言しています。リスクオンの希望だった米中貿易交渉の結果が不透明になったことも、ドル/円の上昇力を鈍らせることになるでしょう。
また、トランプ大統領の元顧問弁護士であるマイケル・コーエン被告が「トランプ氏は人種差別主義者」と議会証言したことや、イエレン前議長の「経済政策をわかっていない」、パウエルFRB議長が経済政策の効果に疑問を呈したことなど、トランプ大統領に対する批判が増えているのも気になります。
ポンド/円:上昇中
ポンド/円は上昇。これまで溜まった鬱憤を晴らすかのように、対円では昨年11月以来148.05円まで上昇、ポンド/ドルは昨年7月以来の高値となる1.3350ドルまで大きく値を伸ばしました。
最近のブレグジットの状況については「2月26日:ブレグジットなくなる?ポンド円が年初来高値更新!」をご覧ください。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
28日:ドイツCPI(消費者物価指数)、米GDP(国内総生産)など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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