2012 (平成24)年2月27 日
エルピーダメモリが会社更生法の適用を申請
2012年2月27日、日本のDRAM製造会社のエルピーダメモリが経営破綻し、東京地裁に会社更生法の適用を申請しました。
エルピーダメモリは半導体の大手でDRAM(メモリの一種)を国内で唯一生産しており、世界3位のシェアを持つ有力企業でした。
しかし、米国や韓国の安価な製品に押されて業績が悪化。産活法(産業活力再生特別措置法)の適用を受け、日本政策投資銀行による公的資金、三菱東京UFJ銀行など4行の出資金を合わせれば1,000億円を超える融資を元に、官民一体となった再建に取り組んでいる途中のことでした。
破綻時の負債総額は4,480億円と製造業としては最大規模となり、国民への税負担も230億円、産活法適用からわずか3年での破綻に、経済産業省の責任も問われることになりました。
その後、同社は2013年7月にマイクロンテクノロジー社(米国)に買収され、現在は社名をマイクロンジャパンと変更しています。
2012 年2月27 日の日経平均株価終値は
9,633円93銭
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