本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(2月13日)
14日ドル/円のNY市場の終値は111.01円
13日の終値に比べ0.48円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「雨」です。
各国・各通貨トピックス
トランプ大統領、非常事態を宣言。メキシコ国境の壁建設のため。
ポンペオ米国務長官、東欧諸国のロシアエネルギー依存体質を懸念。制裁も。
12月米小売売上高、9年ぶりの大幅減少。米エコノミスト「今回の統計はひどい」
米国が自動車関税発動なら、EU(欧州連合)はテスラ自動車に報復関税。
タワーマンションは法律で禁止すべき? 14年後の日本は約4戸にひとつが空き家。
英保守党の強硬派がメイ首相の離脱方針を弱気と反対、議会で否決。
トゥスクEU大統領「多くの国民がブレグジットの無効を望んでいる」
中国が金で準備金増やす。ドル離れか?
ファーウェイの排除、北欧にまで広がる。
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:失速、110円台へ下落
東京時間に111.13円まで上げて昨年末以来の高値を更新したドル/円は、そこがピークでNY時間に大きく下落。
この日発表された米国の12月小売売上高が前月から1.8%も落ち込む悪い結果だったことが理由ですが、今回ついてはブラックフライデーの反動や米政府機関の閉鎖など一時的要因も大きく、米景気減速と決めつけるのはまだ早いでしょう。今後のデータを見る必要があります。
今週のドル/円は、米中貿易交渉の円満決着の期待で盛り上がってきましたが、良いニュースはすでに十分プライスに織り込まれてしまいました。これ以上は交渉結果の内容を見るしかありません。ただ、期待が大きい分、良い結果がでて当然、悪いかった時は、ドル安方向の調整余地が増えそうです。
さらに、米中協議は双方にまだ大きな隔たりがあり、進展していないという気になるニュースもでてきています。トランプ大統領には、2020年の大統領選に向けてできるだけ早く外交で得点を稼ごうとする焦りもあるようで、それを見透かした中国政府側が交渉をじらそうしているのかもしれません。
ドル/円の次のターゲットは111.50円。トレンドライン的にも重要レベルにさしかかっていて、100日移動平均(111.69円)、200日移動平均(111.28円)がすぐ上を走っていてます。109.50円を下抜けると今回のドル上げはいったん中止になる可能性があります。
ユーロ/円:125円キープできず
ユーロ/円は弱く推移。125.44円をトップにドル/円の下げもあって124.74円まで下落。
パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は米国のインフレ率が低迷していることを理由に利上げを中止して、それがドル安のきっかけになったのですが、ドイツのインフレ率の落ち込みは米国どころではないというデータが出ています。1月CPI(消費者物価指数)は前月比▲0.8%に落ち込み、また10-12月期の成長率は予想を下回りました。ユーロのリーダーであるドイツ経済がこれでは、ドルがだめでもユーロを買う積極的な理由もなく、それがユーロ低迷の原因になっています。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
15日:中国CPI、英小売売上高など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。