本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(2月13日)
13日ドル/円のNY市場の終値は111.01円。
12日の終値に比べ0.53円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。
各国・各通貨トピックス
トランプ大統領、政府機関の再閉鎖を回避する予算案に署名する方針。
習国家主席とムニューシン米財務長官が15日に会談予定。
アトランタ連銀総裁「2019年に1回の利上げを予想」
ベルギーのチョコレート消費量は国民一人当たり年間10キロ。日本の板チョコ換算で200枚。
ノットECB(欧州中央銀行)理事「ECBは忍耐強くなる必要がある」
スペインが数カ月以内に総選挙実施か。
黒田日銀総裁「物価目標の実現は2020年を越える」
インフレで食料品の値上がり率が過去最高に。民衆の不満高まる。
RBNZ「政策金利を2020年まで据え置く。利上げは2021年以降」
RBNZ総裁「政策金利については、利上げも利下げもある」
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:111円達成、次は?
110円半ばからスタートした13日のドル/円は上昇を続け、NY市場の引け間際には高値111.05円をつけました。111円台にのせたのは12月27日以来。上昇のスピードは遅いものの底も浅く、安値は110.41円まで。
ドル/円の上昇を支えたのは、米国の1月CPI(消費者物価指数)が予想以上に強かったこと、また複数の米連銀総裁が年内1回程度の「利上げ」を予想する、と発言したことです。実際のところFRB(米連邦準備制度理事会)の金利据え置きは相当期間続くでしょうし、すぐに利上げが再開することはないと思われますが、少なくとも「米利下げ」という行き過ぎた悲観論は引っ込んだようです。
ドル/円の次のターゲットは111.50円。トレンドラインを見ると100日移動平均(111.69円)、200日移動平均(111.28円)がすぐ上を走っています。チャート的にも重要レベルにさしかかっています。
NZドル/円:急上昇
13日のマーケットのハイライトはNZドルでした。この日はRBNZ(NZ準備銀行)会合が開かれ、その直後からNZドルが急騰。NZドル/ドルは0.6717ドルから0.6850ドルまで、そしてNZ/円は74.25円から75.79円までNZ高が進みました。
RBNZは政策金利を1.75%据え置きました。これは予想通りだったのですが、RBNZの経済見通しは予想外に前向きで、その後会見を開いたオアRBNZ総裁はもっと強気で「利下げの可能性は高まっていない」と発言しました。
NZ経済は失業率が予想以上に悪化していることや、経済的結びつきの強いオーストラリアのRBA(豪準備銀行)が金融政策を強気から中立に後退させたこともあり、マーケットはRBNZも当然弱気だろうと見込みNZドルの売りポジションを仕込んでいました。ところがこの結果となり損切りを含めた買戻しがNZドルの急反発を招くことになりました。
NZドルも行き過ぎた「悲観」が修正されたわけですが、RBNZは利上げするとは言っていません。行き過ぎた「楽観」にも注意する必要があります。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
14日:ドイツGDP(国内総生産)、欧州GDP、米小売売上高など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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