4319 TAC 東証1部

 2月5日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+9.2%の9.10億円、経常利益+19.7%の8.80億円と4期連続の増収・増益の見通し。業種:サービス(個人教育、法人研修、出版など)。

 2012年11月14日の128円を安値に、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2014年1月22日の499円の高値をつけ、ここがピークとなり下降トレンド(B)へ転換。(B)の中で、2016年2月12日の167円の安値に対して6月27日の176円を二番底とする上昇トレンド(C)へ転換し、2017年11月28日の416円まで上昇。その後、再び下降トレンド(D)入りとなりました。

 (D)の中で2018年12月25日の187円まで下落し、ここを当面の底値として反発。今年2月5日に248円で買い転換となっています。

 

5363 TYK 東証1部

 11月14日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+20.9%の31.80億円、経常利益+17.3%の34.50億円に増収・増益の見通し。8月10日の営業利益26.50億円→31.80億円。経常利益29.50億円→34.50億円へ上方修正。

 大底圏で、2012年10月15日の143円、2016年6月24日の139円と二点底をつけて上昇し、トレンド(A)へ移行しました。この上昇トレンドの中で2017年11月22日の531円まで上昇。400~450円をはさんだもみ合いの後は、上昇トレンド(A)を切り、今年7月6日に358円の安値をつけて反発。8月29日に520円の戻り高値をつけました。

 10月30日の388円まで押し目を入れて反発していましたが、11月26日(月)の終値465円の時点で買いポイント420~440円、利食いポイント480~500円としましたが、押し目なくそのまま上昇。

 12月3日に485円と利食いポイントに入ってから大きな下げへ転換し、12月25日に330円まで下落となりました。このタイミングは、中小型株が好業績に関わりなく売られる状況でした。ここを当面の底にして1月8日の389円まで上昇。その後、1月10日の356円まで押し目を入れて1月21日の394円まで再上昇。再び押し目を入れているところです。

 

1951 協和エクシオ 東証1部

 2018年11月6日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+22.9%の315億円、経常利益+22.9%の325億円の3期連続の増収・増益の見通し。2018年8月3日の営業利益275億円→315億円、経常利益281億円→325億円へと11月6日発表で上方修正。

 2016年1月21日の1,096円を安値に(1)→(2)→(3)と上昇角度を大きくし、2017年4月19日の1,559円の安値から急角度の上昇(3)となり、2018年1月16日の3,075円の高値をつけました。ここで押し目を入れ、2月6日の2,557円まで下げ、下値を切り上げる緩やかな上昇トレンド(A)を形成。この中で9月26日3,410円のピークをつけました。ここから急角度の下降トレンド(B)へ転換し、12月25日の2,309円で当面の底打ちの後、反発。下降トレンド(B)を上に抜けてきています。

 

5334 日本特殊陶業 東証1部

 2019年1月30日発表の2019年3月期本決算予想は、営業利益▲0.4%の670億円、経常利益+0.7%の696億円の減収・増益の見通し。業種:ガラス土石(自動車関連、半導体関連、セラミック関連)。

 2015年12月2日の3,595円の高値からの下降トレンド(A)の中で、2016年7月8日の1,391円で底打ちとなって短期の上昇トレンド(B)へ転換。この中で12月16日の2,835円、2017年3月10日の2,794円とダブル天井に近い形となって反落し、8月21日の2,301円まで押し目を入れました。

 再び短期の上昇トレンド(C)となり、この中で2018年5月22日の3,270円、8月2日の3,350円、9月21日の3,405円と順上げの三尊天井を作り急落。上昇トレンド(C)を切って10月30日の2,107円まで下落しました。

 11月8日の2,649円まで自律反発後、再下落となり12月25日の1,958円で当面の底打ちに。反発してもみ合い、三角保ち合いになりつつある中で1月25日の2,247円で買い転換し上放れの形となっています。

 

4689 ヤフー 東証1部

 決算データはありません

 2012年11月13日の265円(2万6,550)を安値に、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。2014年1月10日の668円の高値でピークをつけ、2月5日の542円まで押し目を入れて反発。2月25日の663円まで戻して二番天井となって急落し、10月30日の384円まで下落しました。ここから2015年8月7日の577円まで反発し、その後は387~561円のボックス相場となりました。

 この中のもみ合いとの後、いったん2018年の7月4日の350円まで下げて、8月7日の437円まで反発。その後、本格的に下放れとなり、12月25日の250円まで下げました。この250円は下値ポイントの1つであり、ここから2月5日の321円まで反発し買い転換となっています。