本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(1月22日)
22日のドル/円の終値は109.35円
前日のNY市場終値に比べ0.32円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「雨」です。
各国・各通貨トピックス
米国が、ファーウェイCFO(最高財務責任者)の身柄引き渡しを正式要請へ。
ダウ平均株価、5営業日ぶりに下落。米中通商協議難航の噂で一時460ドル超下げる。
下落。IMF(国際通貨基金)の世界経済見通しの下方修正受け、石油の需要減退を懸念。
日ロ首脳会談、北方領土問題に大きな進展なし。
ソニーが、欧州本社を英国からオランダに移転。ブレグジットが理由。
中国政府、大気汚染対策を強化。目標未達の地方政府を処罰の方針。
主要指標終値
今日の注目通貨
ドル/円:110円は失敗?
1月22日(火曜)のドル/円は東京時間の1ドル=109.65円がトップ。もみ合いを続けた結果、110円をあきらめてNY時間午後には109.15円まで下落。これが当日安値になりました。(チャート1)
ドル/円には2週間続く上昇力があるので、110円チャレンジ失敗とあきらめるにはまだ早いかもしれませんが、月曜、火曜と110円目前で止められていて攻略はかなり手ごわそうです。
本日は日銀会合。日銀は物価目標を下方修正する可能性があります。日本の消費者物価指数が2カ月連続で下がり、上向く気配もないので当然ともいえます。ただし、あまり弱気な態度を見せると今年10月に控えている消費税増税にネガティブとの印象を与えてしまうので、黒田総裁は会見でうまくバランスを取る必要があるでしょう。
ポンド/ドル:この日は全面高の日
火曜日のポンド/ドルは上昇。ブレグジットへ向かうプロセスが全く見通せない状況で欧州時間に1ポンド=1.2855ドルまで下げる場面もありました。しかし、この日のマーケットは、英国の失業率と労働賃金の上昇率が良かったという材料に飛びつき、ポンド/ドルは1.2975ドルまで上昇。ポンド/円も140.42円から141.93円まで大きく値を伸ばしました。(チャート2)
労働賃金の上昇は、英国でインフレ率が減速するなかで発生していることが重要です。実質的な賃金が増えるということで、消費拡大につながる期待が高まっています。ブレグジットさえ落ち着けば、英国経済は大きく拡大する可能性があります。
ユーロ/ドル:勢いなし
ポンドとは対照的にユーロ/ドルは元気ない動き。この日発表された、景気判断指数として注目されるドイツZEW景況感指数は10カ月連続でマイナスを記録、ドイツや欧州経済の先行きに対する不安を示しています。ユーロ/ドルは1.1336ドルまで下落、ユーロ/円も124円割れ寸前まで下げました。(チャート3)
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
23日:日銀会合、南アCPI など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。