本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(1月17日)
17日のドル/円の終値は109.24円
前営業日に比べ0.14円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
トランプ大統領が今夜(18日)2回目の米朝首脳会談開催地を発表か。ベトナムが有力。
米財務省「対中貿易関税の撤廃を提案」の報道を否定。
ペンス副大統領、「中国が構造改革を実施しなければ、追加関税を発動」
格付け会社フィッチ「米政府機関の閉鎖で米経済成長が低下」
GPIFの年金運用で過去最悪となる14兆円規模の損失か。2018年10-12月期。
早川日銀元理事「今年80円台まで円高進む可能性が大きい」
フィリップ・フランス首相「ハード・ブレグジットに対応する準備を開始する」
格付け会社フィッチ「ECB(欧州中央銀行)はフォワードガイダンスを修正するだろう」
ドイツもファーウェイ排除か。
英国政府は、ブレグジットの今後のスケジュールを21日に発表。
SARB(南ア中央銀行)、政策金利を6.75%に据え置き。予想通り。
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:米中貿易戦争が終結へ?
「米国が中国に対する制裁関税を解除」の報道で、109円近辺にあったNY時間のドル/円は、一瞬で109.41円まで上昇。ダウ平均株価も跳ね上がりました。ニュースは否定されましたが、ドル/円は108円台に戻すことなく109円台前半でしっかり。目先の目標は1月2日の高値109.73円になります。(チャート1)
関税撤廃は非現実としても、米国は追加関税率を引き上げることなく10%に据え置く方向で検討している模様。とりあえず、米中貿易戦争はこれ以上悪化しないとの安心感がリスク資産を支えました。
ポンド/ドル:全面高の展開
内閣不信任案が議会で否決されて選挙や政権交代などの政治的混乱がひとまず避けられたこと、3月29日のEU離脱期限の延期やノーディール・ブレグジット(合意なしの離脱)を回避する動きが活発化してきたことなどが、ポンドの支援材料となりました。
ポンド/円は142.22円まで大幅上昇、昨年12月19日以来の高値をつけました。15日の離脱協定案の投票時の安値(137.33円)から2日間で5円も上昇したことになります。ポンド/ドルの高値は1.3001ドル。1.30ドル台に乗せるのは昨年11月15日以来のことです。(チャート2,3)
マーケットは基本「ブレグジット反対」なので、期間延長や国民投票に対してはポンド買いで反応することになります。反対にノーディール・ブレグジットのニュースにはポンド売りとなります。
最近の英世論調査によると、成人の56%が残留を希望していて、この割合は2016年の国民投票以降で最大。労働党のコービン党首は、2回目の国民投票を画策しています。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
18日:英小売売上高、カナダCPI など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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