本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(1月15日)
15日のドル/円の終値は108.69円
前営業日に比べ0.52円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。
各国・各通貨トピックス
トランプ大統領、NATO(北大西洋条約機構)脱退も。
ジョージ・カンザスティ連銀総裁「利上げを停止する良い時期」
カプラン・ダラス連銀総裁「世界経済の成長は減速している」
メイ首相のEU(欧州連合)離脱協定案は、反対432票、賛成202票で否決される。
英野党労働党は、内閣不信任決議案を提出。
ドラギECB(欧州中央銀行)総裁「景気減速は予測していたよりも長引く可能性」
ドラギECB総裁「依然として十分な金融緩和策が必要」
フランス政府は、仏自動車ルノーのゴーン会長兼CEO(最高経営責任者)の解任を検討。
日銀は来週の政策会合でインフレ見通しを下方修正。
ジャスティン・トルドーカナダ首相が中国を非難「中国が恣意的にカナダ人に死刑判決を出した」
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:レンジ抜けられず
15日(火曜)の東京市場でドル/円は一転上昇。株高を背景に1ドル=108.12円から108.76円まで上値を伸ばしました。これがこの日の安値と高値となり、今回もまた109円に届かず失速して終値は108.69円。(チャート1)
ポンド/ドル:英国とポンドの今後、いっそう不透明に
英国議会は15日(日本時間16日早朝)、メイ首相のEU(欧州連合)離脱協定案を賛成202、反対432で否決しました。否決は想定内でしたが、これほど圧倒的な差がつくことは衝撃でした。
メイ首相は、21日に改めてプランB(代替案)を提出する予定ですが、差が100票程度だったなら、修正離脱案が承認されるという期待も多かったのです。
これで先行きはさらに混沌となりました。英国は、EUと何の取り決めもないまま3月29日の期限日を迎え、ノーディール・ブレグジット(合意なき離脱)に至るのか、それともEUに頭を下げて期限を延長してもらうのか。国民投票を再実施するべきという意見も増えています。
野党労働党はメイ首相に対する不信任案を提出、本日(1月16日)に投票が行われます。否決される予想ですが、保守党内部から造反者がでて不信任案が成立すればメイ首相は辞任、3月上旬総選挙ということになります。
ポンド/円は、投票前に140円前後から1ポンド=137.33円まで急落。しかし結果が出てからは逆に買われ、再び140円まで戻す動きとなりました。同様に、ポンド/ドルも1ポンド=1.2900ドル前後から1.2668ドルまで下げたあと下落前の水準まで急反発。値動きは大きかったものの、前日比ベースで比較するとそれほど大きな動きではありませんでした。離脱協定案の採決でもポンドの方向性は出なかったということになります。(チャート2,3)
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
16日:カーニーBOE総裁 発言、トルコ政策金利 など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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