2004(平成16)年1月19日
陸上自衛隊イラク派遣開始
2004(平成16)年1月19日、日本による支援活動の一環としてイラクに向かった陸上自衛隊が、イラクに到着しました。自衛隊が戦闘地域である可能性が指摘される場所に派遣された、初めてのケースです。
米国や英国など「有志連合」とイラク軍との正規軍による戦闘は2003年5月に終結しましたが、その後もイラク国内では武力衝突が繰り返され、治安も悪化の一途をたどりました。そこで、日本は「イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案」(イラク特措法案)を2003年7月に国会で可決。活動エリアを非戦闘地域に限定し、人道復興支援と安全確保支援のため、自衛隊を派遣することにしました。
2003年12月26日に航空自衛隊の先遣隊が出発。その後、陸上自衛隊と海上自衛隊もイラクやクウェートに向かいました。自衛隊員は現地で、道路や学校の整備、給水などの支援任務をこなしました。
計画当初は2004年12月14日までの派遣が予想されていましたが、延長を繰り返し、全隊員が帰国したのは2008年12月でした。
2004年1月19日の日経平均株価終値は
11,036円33銭
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