本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは113.13

下値メドは111.92

今朝の天気マークは「雨」

天気の判定基準くわしくはコチラ

毎ヨミ!FXトップニュース(12月18日)

18日のドル/円の終値は1ドル=112.84円

 前営業日に比べ0.36円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「雨」です。

各国・各通貨トピックス

ドル

トランプ大統領「(利上げという)新たな過ちを犯すな」

NY株式市場

ダウ平均株価、一時320ドル超上げるも、その後上げ幅縮小。
英国株式市場、ドイツ株式市場は4日続落。

原油価格

3日続落して2017年8月以来の安値。

浅川財務官「円安は必ずしも輸出業者の価格引下げにつながっていない」
浅川財務官「為替と輸出のパフォーマンスはリンクしなくなっている」

ユーロ

フランス大規模デモでマクロン大統領の人気急落。極右のルペン氏が支持率伸ばす。

豪ドル

RBA議事要旨「短期的に政策金利を変更する強い根拠はない」

主要指標終値

 

※12月21日(金)~27日(木)の間は簡易版となりFXトップニュースと主要指標の終値については休載いたします。

本日の注目通貨

ドル/円: 3営業日続落

 火曜日のドル/円は、上値がさらに重くなり、欧州時間に1ドル=112.25円まで下落しました。ただしこの水準は約1カ月間守られている下限で、今回もいったん跳ね返されて終値は112.48円。高値は112.85円で、113円に戻すことはできませんでした(チャート1)。

 

ユーロ/円:今月の安値に迫る

 ユーロ/円も上値重く、1ユーロ=128円から落ちて127.62円まで下落、今月の安値に迫りました。(チャート2)。

 

2018年最後のFOMC、注目点は?

 FOMC(連邦公開市場委員会)は今夜開かれる2018年最後の会合において、政策金利であるFF(フェデラル・ファンド)金利を0.25%引き上げ、2.25~2.50%にすることになります。利上げは今年4回目。世界の金融市場は今回の実施は妥当と考えています(ただしトランプ大統領を除く)。

 仮に今夜FOMCが利上げを見送ったならどうなるでしょうか?米国経済の先行きに慎重な見方が増えている状況で突然利上げをストップすれば、米国経済は「ガチでヤバい」と不安を煽ることになり金融市場が暴落するリスクもあります。またFRB(米連邦準備制度理事会)がトランプ大統領の言いなりだとして独立性が疑われ、中央銀行の信認低下の問題もでてきます。

 したがって、今夜の利上げはほぼ確実と考えます。では注目点は何かというと、それはFOMCの文言の変化です。パウエルFRB議長は10月の時点では、「まだ中立金利には遠い(だから利上げの必要がある)」と述べていました。これを「ほぼ中立金利に達した」へと見解を改めると予想されています。なお、中立金利とは、景気が加速も減速もしないとされる金利水準のこと。

 そして今後の利上げについては、「緩やかな利上げ」の継続を前提としながらも「経済データ次第」という条件をつけ、「前もって利上げを決める(プリセット)のではない」と、状況によっては休止もあることを強調することになるでしょう。

 今パウエルFRB議長が頭を悩ませているのは、トランプ大統領の圧力に屈しない態度を見せながら、同時に経済情勢に配慮して利上げに対して慎重なことをいかに伝えるか、ということかも知れません。

トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!

19日:FOMC、パウエルFRB議長 記者会見など

経済指標過去データはこちらをチェック!

◎天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。