6857 アドバンテスト 東証1部

 10月30日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+116.4%の530億円、経常利益+124.4%の545億円の増収・増益の見通し。4月26日時点、7月25日時点の予想の営業利益+40.9%の345億円、経常利益+43.2%の347.60億円から大幅な上方修正。

 2016年4月5日の922円を安値に、7月6日の1,021円を二点底にして上昇トレンド(A)を形成。この中で今年5月17日の2,826円でピークをつけ、7月4日の2,145円まで押し目を入れた後、9月5日の2,750円まで上昇して二番天井となりました。ここから上昇トレンド(A)を切って10月30日の1,788円まで下げていったん底打ちに。その後、11月8日の2,557円、12月3日の2,519円と二山を作って下落し、12月7日の2,139円で短期の売転換となっています。

 

3659 ネクソン 東証1部

 11月8日発表の2018年12月期本決算予想は、2017年12月期比で営業利益+11.4%の1,008.45億円、経常利益+72.3%の1,206.04億円の2期連続の増収・増益の見通し。業種:通信(オンラインゲーム、モバイル)。

 2016年8月19日の635円(分割前1,270円)を安値に2017年2月13日の1,013円(分割前2027円)まで上昇。その後、4月17日の833円(分割前1,667円)まで押し目を入れて上昇トレンド(A)へ移行しました。

 この中で今年2月27日の2,005円(分割前4,010円)の高値をつけてピークとなり、5月11日の1,422円まで下落。6月1日の1,845円まで戻して三角保ち合い(B)を形成しました。

 その後、この三角保ち合いを下放れし9月13日の1,254円まで下落。10月2日の1,524円まで反発後、再下落となり、11月20日の1,074円で目先底打ちとなりました。大きく自律反発した後、12月6日に1,236円まで押し目を入れ反発。12月10日の1,391円で買い転換となっています。

 

9824 泉州電業 東証1部

 12月10日発表の2019年10月期本決算予想は、2018年10月期比で営業利益+6.5%の41.20億円、経常利益+4.3%の42.80億円の4期連続の増収・増益の見通し。業種:卸売業(電線、ケーブル)。

 2012年11月8日の900円からの上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2016年9月20日の1,501円を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、今年(2018年)の1月4日に3,900円の高値をつけてピークとなり、2月14日の2,705円まで下落。その後、上昇トレンド(B)に沿って戻していましたが、6月14日の3,450円を戻り高値に下落となって上昇トレンド(B)を切りました。11月21日に2,500円の安値をつけたところでもみ合い、12月12日に2,787円で買い転換となりました。

 

3443 川田テクノロジーズ 東証1部

 11月9日発表の019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益▲5.3%の42億円、経常利益+19.9%の55億円と減収・増益の見通し。経常利益は5月11日時点、8月10日時点の▲12.8%の40億円から+19.9%の55億円へ上方修正。

 2016年2月12日の2,922円、4月12日の2,950円、7月8日の3,105円と三点底をつけて上昇トレンド(A)へ移行しました。この上昇トレンド(A)の中で、2017年1月12日の8,660円の高値をつけ、8月4日の8,230円を戻り天井にして上昇トレンド(A)を下に切り、今年(2018年)の2月9日の5,090円、3月26日の,5100円とダブル底となりました。

 ここから6月14日の7,880円まで上昇後、再下落。8月21日に5,430円の安値をつけ上昇トレンド(C)へ転換しました。この上昇トレンド(C)の中で12月4日に8,700円をつけ2017年1月12日の8,660円を更新しました。ここで日経平均の大幅下落にツレ安しています。

 

3021 パシフィックネット 東証2部

 10月15日発表の2019年5月期本決算予想は、2018年5月期比で営業利益+30.3%の3.10億円、経常利益+26.1%の3.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 2015年10月9日の1,249円を高値に急角度の下降トレンド(A)となり、この中で2016年2月16日の445円で底打ちとなりました。ここから反発して5月11日の763円まで戻し、再下落となり、6月24日の443円まで下げて三角保ち合い(B)を形成しました。

 この煮詰まったところの今年1月15日の533円で上放れし、いったん下げて2月6日の532円でダブル底を作り急騰しました。3月13日の1,294円、4月13日の1,278円とダブル天井となって下降トレンド(C)を形成。この中で7月6日の735円の安値をつけて反発し、10月19日の1,273円の戻り高値をつけて急落。10月30日の782円まで下げてもみ合い、11月26日の841円で買い転換となるも日米株価の大幅下落にツレ安し、12月10日に754円まで下げました。